Windows用カスタマイズソフト「窓の手」最新ベータ版v4.5Aβ3が公開
Windows 95/Windows 98/Windows NT 4.0版が1つのプログラムに統合
(99/01/21)
Windows用カスタマイズソフト「窓の手」v4.5Aβ3が20日、作者ホームページで公開された。窓の手はこれまでWindows 95/98/NT 4.0の各OSごとにプログラムが分かれていたが、v4.5Aβ2でWindows 95版とWindows 98版が統合され、今回公開されたv4.5Aβ3ではWindows NT 4.0版も加えた3つのOSのプログラムが統合されている。
各OSに対応したプログラムが別途インストールされるかたちではなく、Windows 95/98/NT 4.0のすべてのOSに対応した1つのプログラムがインストールされる。そのため、Windows 95やNT 4.0でのみ利用可能な、OSに依存した設定項目がいくつか存在するが、特定のOSでのみ利用できる設定項目には"95"や"NT"などのアイコンが表示されるほか、利用しているOS環境で使用できない設定項目はチェックボックスがグレー表示されるなど、自動的に設定できなくなるため、使う側はOSを特に意識しなくとも安心して利用できる。
v4.5Aβ3では、初回起動時にレジストリやシステムファイルを自動バックアップする機能や、ログオン時に表示される壁紙と背景色を設定する機能などが追加されている。また、Windowsのインストールパスなど、フォルダを指定する項目に参照ボタンが追加され、簡単に設定できるようになったほか、ネットワーク全体アイコンやワークグループアイコンなどを新たに変更できるようになっている。なお、窓の手 v2.0（Windows NT 4.0版）で追加されたシャットダウンと同時に電源断を行う機能や、Windows 95版のNameCache/PathCacheの誤りを訂正する機能は削除された。
【著作権者】猪川 正巳 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.5Aβ3（99/01/20）
□窓の家 - Windows House
http://www.asahi-net.or.jp/~vr4m-ikw/
（山本 幸広）
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