Microsoft、ビデオ会議ソフト「NetMeeting 3 Beta」英語版を公開
接続先のパソコンを遠隔操作可能に
（99/04/16）
米Microsoftは15日（現地時間）、インターネットビデオ会議ソフト「NetMeeting 3 Beta」英語版を公開した。前バージョンからの主な変更点は、接続先のパソコンを遠隔操作できるようになったこと。Windows 95/98/NT 4.0に対応したフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはIE 4.01以降が必要。
「NetMeeting 3 Beta」では、アプリケーションの共有機能が強化され、接続したパソコンのデスクトップ全体を表示し、すべてのアプリケーションを遠隔コントロールできるようになった。また、音声・動画通信の標準規格「H.323 v2」や、ホワイトボードの標準規格「T.126」に対応したほか、ActiveXコントロールを利用してホームページにNetMeetingの画面を埋め込めるようになった。さらに、アプリケーションの共有時やホワイトボード使用時に、24bitフルカラーで表示できるようになった。
同社によると、前バージョンに比べてアプリケーションの共有に使用するデータ転送用バンド幅をほぼ半分におさえたうえ、高速ネットワーク上ではテレビと同等の1秒間あたり30フレームのビデオ再生も可能になるとのこと。そのほか、インターフェイスが大幅に変更され、不特定多数のユーザーリストから相手を探すデザインから、相手を直接指定することを主としたビデオ会議型のデザインとなっている。
【著作権者】Microsoft Corporation
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.0 Beta（99/04/15）
□NetMeeting Home
http://www.microsoft.com/netmeeting/
（小山 文彦）
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