削除ファイルを復元するWin NT用フリーソフト「Emergency Undelete」が公開
ごみ箱を空にしても大事なファイルを複数まとめて復元可能
（99/05/19）
Executive Softwareは7日、削除したファイルを元どおりに復元するソフト「Emergency Undelete」を公開した。Windows NT 4.0対応のフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。
「Emergency Undelete」は、「ごみ箱」から削除したファイルを再び使用できるように復元してくれるソフト。誤って削除してしまった大事なファイルでも、最近削除したものであれば、ほとんどの場合復元することが可能だ。画面と操作方法はWindowsのファイルやフォルダの検索を行うツールに似ており、ファイルがあったフォルダを指定するか、削除したファイルの名前を直接入力して検索し、削除されたファイルが見つかれば一覧表示する。削除されたファイルを複数まとめて復元することも可能で、保存先には任意のドライブやフォルダを指定できる。
復元できるのはFATまたはNTFSでフォーマットされたドライブ上のファイル。「Emergency Undelete」は英語版のソフトだが、ファイル名に日本語が使われていても問題なく復元できる。ただし、「Emergency Undelete」のインストールおよびファイルの復元操作は、Administrator権限がなければ実行できない。なお、Executive Softwareのホームページでは、LAN接続された他のコンピューター上のファイルでも復元可能な製品版ソフト「Undelete for Windows NT」の30日間試用版もダウンロードできる。
【著作権者】Executive Software International, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.2.047（99/05/07）
□Welcome To Executive Software
http://www.executive.com/
（日沼 諭史）
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