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マウス操作だけの文字入力ソフト「WorPo」v1.51がリリース

国語辞典をひくのと同じ要領でらくらく文字入力

(99/05/28)

「WorPo」v1.51  マウス操作だけでの文字入力を実現する文字入力ソフト「WorPo」v1.51が27日にリリースされた。キーボードを使用せず、さまざまなアプリケーションに対してマウスだけでほとんどの文字入力が可能になるのが特長。Windows 95/98/NT 4.0に対応したシェアウェアで、登録料は2,500円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「WorPo」は、国語辞典をひくのと同じ要領で入力する文字入力ソフト。まず、ウィンドウの左パネルに表示された50音のインデックスから、入力する単語の最初の読みをマウスでポイントすると、中央パネルに漢字やひらがなの単語がリスト表示される。そのなかから入力したい単語をクリックすると、「WorPo」を操作する直前にアクティブだったウィンドウにその単語が入力されるしくみ。

 中央パネルに表示されたリストに単語が見つからない場合は、次々と読みをクリックすることで、より近い読みの単語がリスト表示される。さらに、中央パネルに表示された単語を下方向にドラッグすれば、漢字の場合は読みが、ひらがなの場合は同じ読みをもつ漢字が小さくリスト表示され、その中から単語を選択することも可能だ。

 単語リストには、通常使用する「日本語」のほか、英単語が収録された「English」と、地名や人名などの固有名詞が収録された「名前」の3種類のリストがあり、タブで切り替えて使用できる。そのほか、右パネルには「てにをは」、「名前補助」、「Controls」など6種類の一覧表ボタンがある。「Controls」ボタンをクリックすると、中央パネルにスペシャルキーの一覧表が表示され、BSキーやカーソルキーなどを入力することが可能になる。

 便利な機能として、中央パネルが自動的に切り替わる機能がある。たとえば、「日本語」リストで入力した後は「てにをは」の一覧表になり、「名前」リストで入力した後は「名前補助」の一覧表に切り替わる。また、左パネル一番下の「…」をポイントするとクリップボードの履歴がリスト表示され、その中から直接入力することもできる。

 ちょっとした文字入力でマウスから手を離したくない人や、まだキーボードに慣れていない人におすすめ。リストから選ぶため、誤字が発生しにくい点や、長い単語を少ない操作で入力できる点も便利だろう。なお、作者のホームページでは、WorPo専用辞書エディター「DicEdit」も同時公開されている。

【著作権者】Toshinori Otsuka 氏
【ソフト種別】シェアウェア 2,500円
【バージョン】1.51(99/05/27)

□WorPo(ワーポ)
http://member.nifty.ne.jp/worpo/

(小山 文彦)

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