マイクロソフト「IME パッド 音声入力アプレット」を7月9日から無償配布
音声でIME 2000による日本語入力が可能に
（99/06/30）
マイクロソフト（株）は、同社の日本語入力ソフト「IME 2000」を音声で操作可能にするソフト「Microsoft IME 2000 IME パッド 音声入力アプレット」の無償配布を7月9日から開始すると発表した。Windows 95/98/NT 4.0に対応するソフトで、同社のホームページからダウンロード可能になる。
「IME パッド 音声入力アプレット」は、Microsoft Speech API対応の音声認識エンジンと「IME 2000」を組み合わせることで、コンピューターに接続されたマイクからの音声入力によって、文字入力や日本語変換などを可能にするソフト。変換未確定の文字列に対し、文節の移動や文節区切りの変更などをマウス操作で行える「IME 2000」の新機能についても、音声入力で利用できる。
なお、「IME パッド 音声入力アプレット」を使用して音声入力を行うには、「IME2000」のほか、Microsoft Speech APIに対応した音声認識エンジンが必要。音声認識エンジンは、「IME パッド 音声入力アプレット」や「Microsoft Office」ファミリーなどのマイクロソフト製品には付属されないため、他のメーカーが提供している音声認識エンジンを利用することになる。マイクロソフトは、音声認識エンジンを提供しているメーカー各社の情報をWebサイトなどで公開する予定だ。
□Microsoft IME 2000 ホームページ
http://www.microsoft.com/japan/Office/IME/
（日沼 諭史）
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