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ダイアログウィンドウをOpenGLで作成できるライブラリ「GLUI」が公開

通常のダイアログウィンドウと変わらない操作性を実現可能

(99/07/13)

「GLUI」で作成したダイアログウィンドウの例  ダイアログウィンドウをOpenGLで作成できるライブラリ「GLUI」v2.0 Betaが公開された。自分が開発しているOpenGLプログラムから利用できるフリーのライブラリで、現在作者のホームページからは、v2.0 Betaのソースコードのほか、ソースコードと「GLUI」を利用したサンプルプログラムが同梱されたv1.01をダウンロードできる。

 「GLUI」は、ダイアログウィンドウやダイアログウィンドウで使用されるボタン、チェックボックス、エディットコントロールなどのコントロールを3D画像表示用APIであるOpenGLで作成できるC++言語のライブラリ。作成したダイアログウィンドウやコントロールは、他のアプリケーションで使用されている通常のダイアログウィンドウと見た目や操作性がほとんど変わらないため、「GLUI」を利用してソフトを開発することで、ユーザーが他のソフトと同様に操作できるダイアログウィンドウを、OpenGLによって素早く簡単に作成できる。

 「GLUI」の機能を利用するには、単純な関数をいくつか組み合わせて自分が開発しているプログラムに追加するだけ。「GLUI」には、OpenGLによる3Dオブジェクトの大きさや表示方法、視点の位置などのパラメーターを簡単に変更できる関数が数多く用意されているため、シンプルな3Dゲームを作成したり、開発中のOpenGLプログラムのデバッグ作業を行うといった用途にも便利だろう。

 ただし、日本語には対応しておらず、OpenGLによるダイアログウィンドウ上に通常のコントロールを配置したり、通常のダイアログウィンドウ上にOpenGLによるコントロールを配置することはできない。

【著作権者】Paul Rademacher 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.0 Beta(99/07/10)

□GLUI User Interface Library, v1
http://www.cs.unc.edu/~rademach/glui/

(日沼 諭史)

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