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WindowsでLinux! 「WinLinux 2000」Final Beta

面倒な環境作りも必要なくLinuxを手軽にインストール

(99/10/13)

「WinLinux 2000」Final Beta  Linuxに興味があり、インストールしてみようと思っているWindowsユーザーも多いことだろう。しかし、1台のパソコンでLinuxとWindowsを使い分けるには、ハードディスクのパーティションなどを適切に設定しなければならない。面倒な設定のためにLinuxのインストールに二の足を踏んでいるユーザーにお勧めしたいのが、「WinLinux 2000」だ。

 「WinLinux 2000」は、Windows上からインストールできるLinuxで、Windowsと同じパーティションにインストールできる。グラフィックカードなどのデバイスも自動認識され、ネットワークの設定もWindowsの設定を参照して自動設定してくれる。Linuxカーネルのバージョンは2.2.6、ウィンドウマネージャーにはUNIX系OSで広く使われているK Desktop Environment(KDE)が採用されている。Netscape Communicator v4.61、高機能グラフィックソフトのGIMP、MP3プレイヤーのX11Ampなどが同梱されており、「WinLinux 2000」をインストールするだけでいろいろなアプリケーションが利用できる。また、GNU C/C++ Compiler(GCC)とLinuxの全てのソースコードも同梱されている。

 筆者が試したところ、「WinLinux 2000」へのショートカットを実行すると、いったんパソコンを再起動したあと、通常のLinuxが起動するのと同じように「WinLinux 2000」のX Windowが起動した。X Windowを使用するときの画面解像度の設定などはWindows上で行えるほか、標準で使用するファイルシステムはFAT16とFAT32のため、Windowsのファイルにも簡単にアクセスできる。Pentium 200MHz、メモリ64MBの環境では、Netscapeを使ったWeb閲覧やX11AmpでのMP3再生が快適に行えた。なお、「WinLinux 2000」を実行する際の推奨マシンスペックは、Windows 95/98、Pentium以上のCPU、64MBのメモリ、ハードディスクの容量はFAT32で約500MB、FAT16で1GB近くとなっている。

 このFinal Betaバージョンでは、プリンターなどの一部のデバイスは、見かけ上認識されていても利用できない。また、ソフトウェアが豊富に同梱されているため、配布ファイルサイズが138MBと巨大なものになっている。ダウンロードするときはGetRight等のダウンロード支援ソフトを利用するとよいだろう。

【著作権者】JRCP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】Final Beta(99/09/21)

□WinLinux2000
http://www.winlinux.net/

(大蔵 峰樹)

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