ネットワークテレビ会議ソフト「LiM-Free」
二人きりでテレビ電話風に会話もできる
(99/10/22)
映像と音声を使ったテレビ会議システムは、導入のコストなどで個人ではなかなか体験できないもの。そんなときは、本格的なネットワーク会議システムの雰囲気を味わえるだけでなく、テレビ電話のように一対一での会話もできるソフト「LiM-Free」を試してみよう。
「LiM-Free」は、ネットワークを介したテレビ会議やチャットを行うためのクライアントソフト。「LiM-Free」を使い、ユーザー全員が「LiM」専用のサーバーに接続することで、最大200人のネットワークテレビ会議が可能になる。「LiM」専用のサーバーを設置するには「LiM-Server」という製品版のソフトを購入しなければならないが、開発元の楽墨堂が試験的に設置している「LiM」のテストサーバーに接続して、ネットワークテレビ会議を体験することができる。
テストサーバーに接続すると、ネットワーク会議できる会議室が1つ開設されている。テストサーバーには5分間接続でき、5分経過して切断された後も再度接続して試すことができる。会議室に入室すると、現在入室しているユーザーの名前がリスト表示され、入室しているユーザー全員とテキストによるチャットを行えるほか、マイクを使って音声による会話もできる。ビデオキャプチャー機器があれば、会議室の他のユーザーにカメラなどでキャプチャーした映像をリアルタイムに送信して表示するので、映像と音声を組み合わせたテレビ会議が可能だ。
また、サーバーに接続しているユーザーの一人と、二人きりでプライベートなチャットも行える。もちろんネットワーク会議のときと同じようにカメラの映像や音声もリアルタイムに送受信できるので、テレビ電話のようにお互いの様子を映像で確認しながら会話を楽しめる。
【著作権者】(有)楽墨堂
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.1999.9270(99/09/27)
□マルチキャスト対応インターネットテレビ会議システム LiM
http://www.laksmi.co.jp/~lim/
(日沼 諭史)