マイクロソフト、「Windows Media Technologies 4.0」の正式版をリリース
「Media ツール」や「Media サービス」の日本語版が公開
(99/10/26)
マイクロソフト(株)は25日、動画や音楽などのデジタルコンテンツをネットワーク上で配信するためのコンポーネント「Windows Media Technologies 4.0」の正式版をリリースした。8月にリリースされた「Windows Media Player 6.4」に加え、コンテンツ作成・管理用のツール群「Windows Media ツール」と、ストリームコンテンツの配信ソフト「Windows Media サービス」の日本語正式版が無償でダウンロードできる。
「Windows Media ツール」は、動画や音声、画像などの情報をストリーム配信する「Advanced Streaming Format(ASF)」形式のコンテンツを作成・ 管理するためのツール群。マイクやビデオカメラからのライブ入力や、既存の音声・動画ファイルをASFコンテンツに変換する「Windows Mediaエンコーダ」、音声ファイルと複数の画像ファイルを合成してプレゼンテーション向けのASFコンテンツを作成する「Windows Media オーサー」、プレゼンテーションソフト「PowerPoint」のデータをASFコンテンツに変換するアドオンソフト「Windows Media ASF変換ウィザード」などから構成されており、Windows 98/NT 4.0 SP4で動作する。
「Windows Mediaサービス」は、「Windows Media ツール」で作成したASFコンテンツをストリーム配信するためのツール群。Internet Explorer 5.0とService Pack 4以上がインストールされたWindows NT 4.0上で動作し、ASFコンテンツやWMAコンテンツのストリーム配信が可能になる。
「Windows Media Player 6.4」は、「Windows Mediaサービス」を使って配信されるストリームコンテンツのほか、ローカル上のASF、WMA、MPEG、WAV、AVI、MP3形式の動画ファイルや音声ファイルを再生できるマルチメディアプレイヤー。Windows 95/98/NT4.0上で動作する。
□Windows Media Home
http://www.asia.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/
□「Microsoft(R) Windows Media(TM) Technologies 4.0」正式版 10月25日(月)に無償提供開始
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/102599wmt.htm
(新城 雅章)