ガントチャートで作業工程を管理する「ZArrow」v1.70 複数の作業の進み具合をひと目で把握 （00/01/13） 　“ガントチャート”と呼ばれる横軸が日付になった管理図表を使って作業工程を管理するスケジュール管理ソフト「ZArrow Standard」 v1.70が、13日にリリースされた。 Windows 95/98/NT 4.0で動作する3,000円のシェアウェアで、現在作者ホームページからダウンロードできる。 　「ZArrow」は、“ガントチャート”と呼ばれる横軸が日付になった管理図表でスケジュールを管理する。それぞれの作業項目のスケジュールを横線で表現し、完了した作業分だけを別の色の線で塗りつぶしていくため、複数の作業の進捗状況がひと目で把握できるのが特長だ。「ZArrow」では、作業の開始予定日と終了予定日を入力するだけで簡単にスケジュールを設定でき、それぞれの作業の担当者を割り当てておけば、全体の作業に必要な工数などもボタン一つで計算することができる。 　作業の進捗状況は、達成率を直接入力するほか、予定している作業量と現時点の実績を数値で入力して計算させる方法がある。全ての作業が日程通りに進んでいる場合は、ツールバーのボタンをクリックするだけで反映させることも可能だ。“材料の調達”と“加工”、“梱包”のように、連携の生じる複数の作業をリンクさせる機能もあり、“調達”作業に遅れがでた場合でも“調達”の終了予定日をずらすだけで、“加工”や“梱包”のスケジュールも自動的に変更されるよう設定することもできる。 　作者のホームページでは、スケジュールの作成や変更などができる「ZArrow Standard」のほかに、スケジュールデータの表示だけに機能を限定した「ZArrow Viewer」がフリーソフトとして公開されている。どちらのソフトにも、データをWebブラウザーにインライン表示させる機能があり、イントラネットのWebサーバーにデータをアップしておけば、スタッフ全員にスケジュールの進み具合を伝えられるようになる。 【著作権者】ZZ Project 【ソフト種別】シェアウェア 3,000円 【バージョン】1.7（00/01/13） □ZZ Project http://member.nifty.ne.jp/yusa/ （新城 雅章）

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