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印刷イメージのファイル出力が可能になった「FinePrint2000」評価版

複数の「FinePrintプリンター」で設定を切り替えて印刷できる

(00/02/01)

「FinePrint2000」評価版  複数のページを様々なレイアウトで縮小印刷できるソフト「FinePrint2000」評価版が、1日に公開された。印刷イメージをそのまま画像ファイルに出力したり、レイアウト設定を素早く切り替えて印刷できるようになった。Windows 95/98/NT/2000に対応しており、現在作者のホームページから正式版リリースまで試用できる評価版をダウンロードできる。

 「FinePrint2000」は、複数のページを様々なレイアウトで縮小印刷できるソフト。インストールすると「FinePrint2000」というプリンターが新しく追加され、あたかも実際にパソコンに接続しているプリンターのように他のアプリケーション上で利用できる。Webブラウザーやワープロソフトなどで文書を印刷する際に「FinePrint2000」プリンターを指定することで、「FinePrint2000」の機能を使って印刷レイアウトを編集し、パソコンに接続している任意のプリンターで印刷できるようになっている。

 従来の「FinePrint」v3と比べ、「FinePrint2000」では印刷イメージをTIFFやEMF形式の画像ファイルで保存できるようになったほか、印刷イメージに含まれるテキストのみ抽出してテキストファイルを出力することもできるようになった。「FinePrint2000」独自のファイル形式で印刷内容を保存することも可能で、保存した独自形式のファイルは、いつでも「FinePrint2000」で読み込んでレイアウトを変更して印刷できる。ファイルサイズもコンパクトなため、他のユーザーと印刷データをやり取りするときにも便利だ。

 また、「FinePrint2000」プリンターを複数作成し、それぞれ異なった設定で印刷できる。例えば“4分割で印刷”する「FinePrint2000」プリンターと、“社外秘のマークを入れて2分割で印刷”する「FinePrint2000」プリンターなどを作成しておけば、印刷時にプロパティ画面を呼び出して設定を変更することなく、素早くレイアウトを切り替えて印刷できる。

【著作権者】FinePrint Software
【ソフト種別】評価版
【バージョン】4.04 beta(00/02/01)

□FinePrint
http://www.nsd.co.jp/share/fineprint/

(日沼 諭史)

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