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カラー表示に対応したiモードWebブラウザー「iモード Tool 改」v0.1

パケット課金の料金も予測

(00/08/07)

「iモード Tool 改」v0.1
 ホームページをiモード携帯電話に近い画面表示で閲覧できるWebブラウザー「iモード Tool 改」v0.1がリリースされた。カラーiモードに対応しているほか、Webページの転送バイト数を計算し、パケット課金の料金を予測する機能を実装している。Windows 95/98/2000で動作するプロトタイプ版で、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「iモード Tool 改」は、ホームページをiモード携帯電話に近い画面表示で閲覧できるiモードコンテンツ用のWebブラウザー。同じ作者による「iモード Tool」を根本的に見直したソフトで、ホームページをより実物のiモード携帯電話に近い画面イメージで表示できるようになったほか、カラー表示機能やパケット課金の予測機能などが実装されている。

 「iモード Tool 改」では、iモード携帯電話のうち“D209”“D501”“F502”の画面設定があらかじめ登録されており、プルダウンメニューからiモード携帯電話の機種名を選択するだけで、それぞれの画面設定でiモードコンテンツを表示できるようになった。「iモード Tool」では文字数単位で設定されていた表示画面の大きさが、ピクセル単位で設定され、iモード専用の絵文字が外字フォントで表示されるようになるなど、よりiモード携帯電話に近い画面イメージで表示できるように工夫されている。カラー表示も実装され、カラーiモード用のWebコンテンツをカラフルに表示できるようになった。

 画面レイアウトも大きく変更され、ウィンドウの右側にWebページの表示画面、中央に操作用のテンキーとカーソルキー、左端にWebページの転送バイト数やパケット課金の料金予測が表示されるようになった。転送バイト数とパケット課金の予測は、現在表示中のページの数値と、「iモード Tool 改」を起動してからの累計の2種類が同時に表示されるため、自分が作成したiモード用ホームページを全て閲覧するとパケット課金がどのくらいになるかといったことを調べることもできる。

【著作権者】西村 誠一 氏
【ソフト種別】初期プロトタイプ版フリーソフト
【バージョン】初期プロトタイプ版 v0.1

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(新城 雅章)

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