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印刷イメージを表示する「プリントコーディネータ2000」が公開

印刷イメージを実行ファイルに変換でき、Webブラウザーで表示することも可能

(00/08/16)

「プリントコーディネータ2000」R1  (株)富士通オアシス開発は11日、文書や画像を印刷イメージそのままに表示できるソフト「プリントコーディネータ2000」R1を公開した。同社がこれまで公開していたソフト「プリントコーディネータ」のバージョンアップ版で、Windows NT 4.0/2000に完全対応し、Webブラウザーで「プリントコーディネータ2000」の文書を表示できるプラグインを組み込むことも可能になった。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応した2,000円のシェアウェアで、現在同社のWebページおよび窓の杜ソフトライブラリからダウンロードできる。

 「プリントコーディネータ2000」は、同社がこれまで公開していたソフト「プリントコーディネータ」のバージョンアップ版。プリンタードライバーとして機能し、アプリケーションで「Print Coordinator」をプリンターに指定することで印刷イメージを表示できる。印刷イメージは「割り付け印刷」や「袋とじ印刷」などの製本機能を利用してプリンターで印刷できるほか、EXE形式の実行ファイルや独自形式のファイルに変換することも可能。実行ファイルにはビューワーが内蔵されているため、「プリントコーディネータ2000」がインストールされていないパソコンでも印刷イメージを表示できるようになっている。

 「プリントコーディネータ」がプリンタードライバーとして動作するのはWindows 95/98のみだったが、「プリントコーディネータ2000」はWindows 95/98に加えてWindows NT 4.0/2000でもプリンタードライバーとして利用可能になった。さらに、「プリントコーディネータ2000」のウィンドウ上で複数ページの印刷イメージをサムネイル表示し、マウス操作でサムネイルのコピーや貼り付けを行って印刷イメージを1ページ単位で複製したり、印刷するページの順序を変更することもできるようになった。

 また、「プリントコーディネータ2000」をインストールすると、印刷イメージをWebブラウザーで表示できるようにするプラグインもインストールされる。ヘルプの説明に従ってWebサーバーの設定を行い、独自形式のファイルに変換した印刷イメージをEMBEDタグを使ってWebページに埋め込んでおくと、「プリントコーディネータ2000」がインストールされたパソコンであれば、そのWebページにアクセスした際に印刷イメージをWebブラウザー内に表示できる。

【著作権者】(株)富士通オアシス開発
【ソフト種別】シェアウェア 2,000円
【バージョン】R1(00/08/11)

□株式会社 富士通オアシス開発
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/fod/
□窓の杜 - 文書や画像を印刷イメージそのままに表示できる「プリントコーディネータ」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/01/12/printcoordinator.html
□窓の杜 - プリントコーディネータ2000
http://www.forest.impress.co.jp/library/printcoordinator.html

(日沼 諭史)

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