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ホワイトボード共有機能を備えたペイントソフト「openCanvas」v1.1 b22

ペンタブレットに対応し、描画履歴の再生も可能

(00/09/07)

「openCanvas」v1.1 b22  ホワイトボードの共有機能を備えたペイントソフト「openCanvas」v1.1 b22が、7日に公開された。マウスやペンタブレットを使って鉛筆風やブラシ風などのペン先で絵を描けるほか、インターネットやLANなどで接続している複数のユーザーでチャットをしながら1つのホワイトボードを共有し、共同して絵を描くことができる。Windows 95/98/NT 4.0/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「openCanvas」は、ホワイトボードの共有機能を備えたペイントソフト。鉛筆風のペン先やブラシ風のペン先、なぞった部分をぼかすペン先などを使い、各ペンの太さ、濃淡の強さなどを設定してマウスやペンタブレットで絵を描くことができる。ペンタブレットが筆圧検知機能を備えている場合は、筆圧によって描く線の濃淡の強さを表現できるようになっている。レイヤーにも対応しており、複数のキャンバスに絵を描いて重ね合わせ、1枚の画像に合成できる。

 また、1つのホワイトボードを共有し、複数のユーザーで共同して絵を描くことができる「ネットワークペインティング」機能も備えている。一人のユーザーのパソコンがサーバーとなり、その他のユーザーのパソコンがクライアントとなってサーバーパソコンのIPアドレスを指定して接続することで「ネットワークペインティング」を利用でき、複数のユーザーでテキストによるチャットをしながら、ユーザー全員の絵を描く様子をホワイトボード上にリアルタイムで表示できる。

 描いた絵は「openCanvas」独自のファイル形式のほか、BMP/JPEG形式のファイルで保存可能。描画の履歴を全て記録する“イベントファイル”を出力することもでき、「openCanvas」でイベントファイルを読み込んだり、「openCanvas」のホームページからダウンロードできる画像ビューワー「[oC]Viewer」でイベントファイルを読み込むと、絵が徐々にできあがっていく様子を再生することができる。

【著作権者】システム・プロダクト(株)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1 b22(00/09/07)

□portalgraphics.net
http://www.portalgraphics.net/

(日沼 諭史)

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