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時給計算のできるタイムレコーダーソフト「タイムレコーダー・出退勤時刻管理」

メンバーそれぞれに残業や早朝出社など時間帯別の時給を設定可能

(00/09/19)

「タイムレコーダー・出退勤時刻管理」  出勤・退勤時刻の記録に加えてメンバーごとの時給計算も可能なタイムレコーダーソフト「タイムレコーダー・出退勤時刻管理」v2.00が、18日にリリースされた。Windows 98で動作する4,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「タイムレコーダー・出退勤時刻管理」は、出勤・退勤時刻の記録に加えてメンバーごとの時給計算も可能なタイムレコーダーソフト。出勤・退勤時刻の記録だけを行う「TimeRec」と、メンバーの登録やデータの集計、時給計算などができる管理者用の「TimeSet」の二つのプログラムで構成されている。メンバーは各部署20人程度の規模で分類でき、メンバーごとに残業や早朝出社など時間帯別の時給を設定して、給与を計算することができる。基本的にネットワークには対応しておらず、1台のパソコンで利用することを想定している。

 出勤・退勤時刻を記録する「TimeRec」の使い方は簡単で、出勤・退勤時に自分の名前のボタンをダブルクリックするだけでよい。出勤時に自分のボタンをダブルクリックするとボタンの表示が反転して出勤状態となり、もう一度ダブルクリックすると元の表示に戻って退勤状態となる。ボタンを右クリックすると、これまでの記録を参照したり、誤った記録を修正することができる。なお、記録を修正すると、修正を加えたこと自体が記録として残されるようになっている。

 「TimeSet」は、管理者用のプログラムで、「TimeRec」に表示するメンバーの登録や部署別の分類、時給の設定、出勤・退勤時刻の集計、給与計算などが行える。時給を設定するには、まず、時間内勤務や残業、深夜残業などの時間帯を指定して“勤務タイプ”を作成する。その後メンバーごとに時間内勤務の時給や残業の時給など時間帯別の時給額を設定する。あとは、「TimeRec」で記録された出勤・退勤時刻を集計する際に設定した時給が適用されて給与が計算される仕組みになっている。

 出勤・退勤時刻の集計や給与の計算結果は、別ウィンドウで表形式で表示される。指定したメンバーだけでなく、登録したメンバー全員の給与をまとめて計算することも可能だ。別ウィンドウに表示された計算結果はプリンターで印刷できるほか、CSV形式のファイルに出力してExcelなどの表計算ソフトで再利用することができる。

【著作権者】tamo 氏
【ソフト種別】シェアウェア 4,000円
【バージョン】2.00(00/09/18)

□tamo junction
http://member.nifty.ne.jp/tamo/

(新城 雅章)

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