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電子回路学習ソフト「バーチャル電子ブロック」v1.0お試し版がリリース

懐かしの「電子ブロック」をパソコン上で再現

(00/09/25)

「バーチャル電子ブロック」v1.0お試し版  電子ブロック機器製造(株)は、同社が販売していた電子回路学習用の玩具「電子ブロック」をパソコン上で再現したソフト「バーチャル電子ブロック」v1.0のお試し版をリリースした。Windows 95/98で利用できるお試し版で、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。「バーチャル電子ブロック」の製品版は9,800円で通信販売されており、同社のWebサイトで申し込みを受け付けている。

 「バーチャル電子ブロック」は、同社が販売していた電子回路学習用の玩具「電子ブロック」をパソコン上で再現したソフト。「電子ブロック」は、配線や抵抗、コンデンサーなどの電子部品を組み込んだ透明のプラスチック製ブロックを並び替え、ラジオやアンプなどさまざまな電子回路を作成する玩具で、'65年から'80年代まで多くの製品が発売された。「バーチャル電子ブロック」は、この「電子ブロック」をパソコン上で再現したソフトで、玩具の「電子ブロック」と同じように、15×11マスの“編集パレット”に、配線や抵抗、コンデンサーなどを組み込んだブロックをセットして、電子回路を作成する。自分の手で好きなように電子回路を作成でき、遊びながら電子回路について学習できるのが特長だ。

 「バーチャル電子ブロック」のブロックは、配線や抵抗、コンデンサー、半導体など、組み込まれた素子の種類で分類されている。ブロックを配置するには、まず画面下のタブで素子の種類を切り替え、配置したいブロックを編集パレットにドラッグ&ドロップする。配置したブロックをクリックすると、ブロックの向きを90度回転させることができる。配線や発光ダイオード、スピーカーなどのブロックをうまく配置して電子回路を作成したら、いよいよ主電源を[ON]にする。回路が正しくできていれば、発光ダイオードが点灯し、スピーカーから音が鳴るはずだ。

 現在同社サイトからダウンロードできるのは、「バーチャル電子ブロック」のお試し版で、一部のブロックしか回路に配置できない制限がある。また、作成した回路をファイルに保存する機能や、電流が流れているかどうかをテスターでチェックする機能などが利用できなくなっている。

【著作権者】電子ブロック機器製造(株)
【ソフト種別】お試し版(製品版は9,800円)
【バージョン】1.0

□バーチャル電子ブロックの公式ホームページへようこそ!
http://www.denshiblock.co.jp/vdb/

(新城 雅章)

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