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仮想三次元空間に画像サムネイルを分類表示する「みよう絵」v0.99が公開

展覧会会場を歩き回っているかのように視点を変えて画像を閲覧

(00/12/13)

「みよう絵」v0.99  (株)富士通大分ソフトウェアラボラトリは11日、仮想三次元空間内で画像を分類表示したり閲覧できる画像ビューワー「みよう絵」v0.99を公開した。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000に対応した4,000円のシェアウェアで、現在同社のホームページからダウンロードできる。なお同社によると、シェアウェア登録の受け付けは20日より開始するとのこと。

 「みよう絵」は、仮想三次元空間内で画像を分類表示したり閲覧できる画像ビューワー。手持ちの画像ファイルのサムネイルを、あたかも展覧会会場を歩き回っているかのように視点を変えて閲覧できる。サムネイルをダブルクリックすると、ユーザーが画像に近寄っていくようにウィンドウ中央にある仮想三次元空間のビューワー部分に表示され、またシングルクリックでは、画像ファイルのパスやタイムスタンプ、ファイルサイズを表示できる。ウィンドウ構成は、中央にビューワー、左側にフォルダツリー、右側に表示条件設定となっており、設定した表示条件に従ってフォルダ内の画像を分類し、ビューワーでサムネイル表示する仕組みだ。

 ビューワーに設定できる表示条件は、サムネイルを平面に並べたり奥行きがある部屋に展示するように配置する方法を指定する“表示方法”、色の要素で分類する“注目要素”のほか、配置する枚数や指定したタイムスタンプの期間でも設定可能。たとえば、表示方法を“グループ別”、注目要素を“主な色”に設定した場合は、画像がもつ最も多い色でグループ分けされたサムネイルが、奥行きのある部屋にグループごとに展示してあるように表示される。マウス操作で画像に近寄って、赤のグループの次は緑のグループというように巡回して閲覧することが可能だ。

 また、右クリックメニューから画像ファイルを関連づけされたソフトで開いたり、サムネイルを画面左側のフォルダツリーにドラッグ&ドロップして、画像ファイルを任意のフォルダに保存することができる。また、TWAIN機器からの読み込みに対応しており、TWAIN対応のデジカメやスキャナーなどを接続して画像を閲覧可能だ。表示可能な画像ファイルの形式は、BMP、JPEG、PNGなどで、シェアウェア登録するとGIF形式のファイルも表示可能となる。

【著作権者】Fujitsu OITA Software Lab.、FUJITSU Laboratories Ltd.
【ソフト種別】シェアウェア 4,000円(12/20より登録受付開始)
【バージョン】0.99(00/12/11)

□「みよう絵」表紙
http://www.fosl.co.jp/miyoue/

(藤田 さやか)

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