米Microsoft、15日に「Windows Media 8 Encoding Utility」をリリース予定 「Windows Media Audio and Video 8」テクノロジーの採用でより高圧縮率に （00/12/13） 　米Microsoftは12日（現地時間）、音声や動画を高圧縮率でエンコードできる「Windows Media 8 Encoding Utility」のベータ版を15日にリリースすると発表した。新しいエンコード技術「Windows Media Audio and Video 8」を採用したことにより、同等の音質や画質なら従来のWindows Media形式で圧縮した場合よりも小さなサイズに圧縮できるとしている。 　「Windows Media Audio and Video 8」は、従来のWindows Media形式よりもさらに音声や動画の圧縮効率を高めたエンコード方式。音声を音楽CDにせまる音質でエンコードする場合、MP3方式の3分の1程度のサイズに圧縮できるという。また、従来のWindows Media Audio形式と互換性があるため、「Windows Media Player」v6.4/7などWindows Media Audio形式の再生に対応した既存のプレイヤーで再生可能だ。動画の場合は、従来のWindows Media形式よりも3割ほど圧縮効率を高めたとしている。 　「Windows Media Player」v6.4/7で初めて「Windows Media Audio and Video 8」方式の動画を再生しようとすると、自動的にデコーダーソフトのダウンロードが始まり、インストールが終わってから再生が始まるため、次回からはすぐに再生可能になる。なお、米Microsoftのホームページでは、「Windows Media Audio and Video 8」方式でエンコードされた音声や動画のサンプルを公開している。 □Windows Media Audio and Video 8 http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/en/compare/quality.asp （齋藤 正穂）

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