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iアプリをGUIで作成できるJava製の統合開発環境「iShuriken」v1.0

GUIでJavaソースコードを記述したりコンパイルしてiアプリを作成できる

(01/04/23)

「iShuriken」v1.0
「iShuriken」v1.0
 iアプリをGUIで作成できるJava製の統合開発環境「iShuriken」v1.0が、12日に公開された。Javaの組み込みデバイス向けプラットフォームの“J2ME CLDC”や、iアプリのエミュレーター「i-JADELite」と連携してiアプリを開発できる。“JRE”がインストールされたWindows 95/98/NT/2000、Linux、Solarisで動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロード可能だ。また、“JRE”や“J2ME CLDC”、「i-JADE Lite」のダウンロード方法も作者のホームページで紹介されている。

 「iShuriken」は、iアプリをGUIで作成できるJava製の統合開発環境。起動するとファイルツリーやテキストの編集画面などが表示され、ユーザーはJavaソースコードを新規作成したり読み込んで編集できる。ソースコードが完成したらツールバーからコンパイルし、作成したクラスファイルを事前検証しよう。事前検証に成功すると、クラスファイルと画像ファイルなどをまとめたjarファイルや、jarファイルの詳細を記述したjamファイルを作成可能だ。コンパイルなどの実行状況は別ウィンドウに表示され、エラーが起きた際に参照してソースコードの修正に役立てることができる。

 完成したiアプリは「i-JADE Lite」で動作確認して、不具合の修正や動作速度の向上などの改良を加えることが可能だ。なお、マニュアルは同梱されていないが、作者のホームページで設定方法や使い方が説明されているので目を通しておこう。

【著作権者】GCLUE Corporation
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(01/04/12)

□Kajas TOP
http://www.kajas.com/

(齋藤 正穂)

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