マイクロソフト、「学校向けツールキットWindows 2000対応版」を公開 学校などの教育現場での課題を解決するためのWindows 2000用支援ツール群 （01/06/29） 「ユーザー認証ツール」 　マイクロソフト（株）は25日、学校などの教育現場でWindows 2000マシンを利用する際に直面する課題を解決するための支援ツール群「学校向けツールキットWindows 2000対応版」をリリースした。小学校低学年の児童でも利用しやすいように、[Ctrl]＋[Alt]＋[Delete]によるログオン操作を簡易化する「ユーザー認証ツール」をはじめ、4つの支援ツールが同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。 　「学校向けツールキットWindows 2000対応版」は、学校などの教育現場でWindows 2000マシンを利用する際に直面する課題を解決するための支援ツール群で「ユーザーアカウント管理ツール」、「ユーザー認証ツール」、「簡易版ポリシーツール」、「スケジュール管理ツール」の4つのツールで構成されている。 　「ユーザーアカウント管理ツール」は、大勢の児童・生徒のユーザーアカウントを学年別、グループ別に分類し、Excelで一括管理できるようにするツール。毎年の進級処理や卒業処理も容易に行えるようになるほか、Exchange 2000 Serverを導入している環境では、メールボックスの設置などもあわせて行えるようになる。 　「ユーザー認証ツール」は、Windows 2000を小学校低学年の児童でも利用しやすいように、ログオン操作を簡易化するツール。通常[Ctrl]＋[Alt]＋[Delete]を同時に押してログオン画面を開く操作を、マウス操作のみで行えるようにし、パスワードの代わりに“みかん”や“ぶどう”などのイラストの組み合わせでユーザー認証を行えるようにする。 　このほか、デスクトップへのアイコンの追加や壁紙の変更などを制限し、常に一定の環境でパソコンを利用できるようにする「簡易版ポリシーツール」や、クラス別の時間割をExchange 2000 ServerとOutlook 2000の予定表との間で同期できるようにする「スケジュール管理ツール」が公開されている。 □Windows 2000 Home Page http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/education/ （新城 雅章）

トップページへ