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モンスターになりきって会話ができるメッセンジャー「MonChat」ベータ版が公開

モンスターにさまざまな表情やアクションをつけることが可能

（02/04/15）

「MonChat」v1.00jp β （C） Copyright 2002 Sony Communication Network Corporation.All rights reserved.

　ソニーコミュニケーションネットワーク（株）は11日、モンスターになりきって会話ができるメッセンジャーソフト「MonChat」のベータ版を公開した。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP対応の無料で利用できるベータ版で、現在同社のホームページからダウンロードできる。なお「MonChat」を利用するには、同社が運営するプロバイダーの“So-net”で入会金・会費無料の“こんてんつコース”への会員登録が必要。

　「MonChat」は、ユーザーがかわいいモンスターになりきってメッセージのやりとりをするメッセンジャーソフト。初回起動時にモンチャットIDを作成し、6種類の中から自分が操作したいモンスターを選択する。次に惑星ウィンドウで友達のIDを登録しよう。リストに登録した友達には、“メッセージカプセル”というショートメッセージを送受信できる。オフラインのときに“メッセージカプセル”が届くと、次回接続したときに表示される仕組み。また、オンライン状態になっている友達にカーソルをあわせて“呼ぶ”ボタンを押すとチャットウィンドウが開き、チャットウィンドウ内でそれぞれのモンスター同士でメッセージのやりとりができるようになる。

　チャットウィンドウでは、ユーザーの入力した言葉をモンスターが自分自身の言葉に変換して表示する。たとえば“デチ”というモンスターなら、語尾に“でちゅ”や“デチ”といった言葉をつけた幼児語に変換してメッセージを表示するといった具合だ。また、モンスターに“笑う”や“泣く”などの表情や“ダンス”や“前転”などのアクションをつけて会話することも可能。ユーザーが文字を入力しなくても勝手にしゃべったり踊ったりもするので、わざと文字を入力せずにモンスターの動きだけでコミュニケーションをとることもできる。

　なお同社によると今月末には「MonChat」正式版を公開し、すべての機能を利用できる有料サービスと機能制限付きの無料サービスの2つのコースで提供する予定。有料サービスの料金は、So-netの接続会員だと1カ月150円、情報会員は1カ月300円となる。

【著作権者】ソニーコミュニケーションネットワーク（株）
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】ベータ版フリーソフト
【バージョン】1.00jp β（02/04/11）

□なりきり惑星モンチャット
http://www.so-net.ne.jp/monchat/
□So-net Home Page
http://www.so-net.ne.jp/

（小津 智幸）