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北欧神話がモチーフのファンタジー風シミュレーション「Valkyrie etude」

魔法の源となる精霊をめぐって帝国と連合軍は戦い続ける

(02/04/18)

イベント画面でストーリーは進行
イベント画面でストーリーは進行
 
戦闘MAP画面で敵軍と戦う
戦闘MAP画面で敵軍と戦う
 北欧神話がモチーフのファンタジー風シミュレーションゲーム「Valkyrie etude」v1.01が、7日に公開された。Windows 98/Me/2000に対応するシェアウェアで、価格は1,500円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Valkyrie etude」は、北欧神話をモチーフにしたファンタジー世界が舞台のターン制シミュレーションゲーム。魔法の源となる精霊を独占しようとするルーベル帝国と、それに反発する周辺諸国の連合軍との争いである“精霊戦争”に、帝国の皇子である“アルベリッヒ”やその近衛兵で青髪の女性“ノルン”などが否応なく巻き込まれていくというストーリー。キャラクターたちのセリフで戦場や勝利条件などを説明するイベント画面と、実際にフィールド上でユニットを操作して戦う戦闘MAP画面の2種類が、ゲームの進行状況に応じて交互に切り替えられる。イベント画面ではキャラクターの行動をプレイヤーが選択する場面もあり、たとえば人質を取られているときにすぐに戦いを挑むか、様子を見て敵軍に隙ができてから戦いを挑むなどの行動を選択できる。

 ゲームのメインとなるのは戦場を真上から見下ろした視点の戦闘MAP画面で、キャラクターが単独行動する“個人”編成と、キャラクターがモンスターの兵士や鉱石から作られた石兵を率いる“部隊”編成の2種類の単位でユニットを操作し、フィールド上の敵軍と戦う。キャラクターによって肉弾戦や魔法が得意だったり、ターンごとに魔法ポイントが回復するなどの特性があるため個人ユニットでも戦えるが、部隊ユニットなら隣接する敵軍のユニットを足止めできるほか、部隊ユニットが倒されたあとも個人ユニットとして戦闘を続行できる。しかし、部隊ユニットは編成するのに金がかかるうえ、キャラクターごとの特殊能力を利用できなくなるなど、それぞれにメリット・デメリットがある。フィールド上のすべての敵軍を倒したり敵軍の司令官を倒すなど、戦場ごとに決められた条件を満たすと勝利となる。

 逆に、戦闘中にダメージを受けて体力ポイントがゼロになったキャラクターは戦場から撤退し、すべてのキャラクターが撤退するとゲームオーバーとなる。しかし、その戦場で勝利すれば、撤退したキャラクターは次の戦場に再び参加できるので、メインやお気に入りのキャラクターが倒されてしまっても、最後まで諦めずに逆転勝利を目指そう。キャラクターの能力は、敵を倒して経験値をためることでレベルアップして成長する。また、攻撃を受けたり敵を倒すたびに値が上下する“心気”というパラメーターがあり、心気が100より大きくなればキャラクターの能力が一時的に上昇するが、100未満になると能力を十二分に発揮できなくなる。序盤は弱い敵を倒し、心気を十分に上昇させておいてから強い敵に戦いを挑むとよいだろう。

【著作権者】KHYS Laboratory
【対応OS】Windows 98/Me/2000
【ソフト種別】シェアウェア 1,500円
【バージョン】1.01(02/04/07)

□■KHYSLAB■
http://khyslab.cside.com/

(竹元 克己)


お詫びと訂正: 記事掲載時に、ソフト種別は「フリーソフト」との記述がありましたが、実際には「シェアウェアで価格は1,500円」です。お詫びして訂正いたします。
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