.
NEWS

チャットもできる1対1のネットワーク対戦型軍人将棋「通信軍人将棋」v0.163

懐かしの軍人将棋をベテランだけでなく初心者もネット対戦で楽しもう

(02/06/11)

「通信軍人将棋」v0.163
「通信軍人将棋」v0.163
 チャットもできる1対1のネットワーク対戦型軍人将棋「通信軍人将棋」v0.163が、5月28日に公開された。Windows 95/98/Meに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000でも動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「通信軍人将棋」は、チャットしながら楽しめる1対1のネットワーク対戦型軍人将棋。軍人将棋とは一般の将棋のような形をした駒を使って、相手の陣形を崩しながら相手陣内奥にある総司令部を占領するゲーム。その際自分は相手の陣形を見ることができず、相手も自分の陣形は見えない。「通信軍人将棋」では、まず自分のハンドル名を決定し、対戦相手のIPアドレスかホスト名を直接指定して接続することでネットワーク対戦が可能になる。IPアドレスがわからない場合は、自分のIPアドレスを表示する機能もあるのでそれで相手に教えてあげよう。対戦相手が決まったら、陣形を配置しよう。この陣形はファイルに保存できるので、配置するときは以前保存したファイルから読み込むことができる。

 お互いの準備が整ったらゲーム開始。自分の駒と相手の駒を対戦させながら、相手総司令部を目指そう。駒の種類には“大将”“中佐”など階級付けされたものと、“ヒコーキ”“地雷”などといった特殊な駒が合計23枚あり、それぞれに力関係が設定されている。同じマス内に駒が重なった場合、一般の将棋のようにどんな駒でも先に取った方が勝ちではなく、駒の持っている力関係で強い方が勝ちとなる。倒した相手の駒は使うことはもちろん見ることもできない。お互いの駒を推理しながら相手の出方を探るといった駆け引きが楽しめる。

 ゲーム途中でも“降伏”ボタンでゲームを終了させることができる。また、はじめに設定したハンドル名ごとに対戦成績や勝率を表示してくれるほか、ハンドル名には階級表示がされていて、勝ち進むうちに最初の二等兵から昇格していく。コンピュータを相手に対戦することもできる。ルールの詳細は付属のヘルプファイルに記述されているので軍人将棋が初めての人でも十分に楽しめるソフトだ。

【著作権者】朋ちゃん@ 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me(編集部にてWindows 2000で動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.163(02/05/28)

□通信軍人将棋(Windows95/98/Me/ゲーム)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se239157.html

(大場 亮)

|
トップページへ
Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで