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“ウサギとカメ”の話を題材にした紙人形劇風の3Dベンチマーク「D3DFableMark」

KYRO搭載ビデオカードの性能測定に特化したベンチマークソフト

(02/06/17)

「D3DFableMark」v1.0
「D3DFableMark」v1.0
 “ウサギとカメ”の話を題材にした紙人形劇風のデモが見られる3Dベンチマークソフト「D3DFableMark」v1.0が、6日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 編集部で試用したところ、Windows2000での動作を確認した。

 「D3DFableMark」は、イソップ寓話の“ウサギとカメ”を題材にした紙人形劇風のデモが見られる3Dベンチマークソフト。厚紙でできた紙人形のような姿をしたウサギとカメが3D空間を動き回る楽しいデモとともに、画面左上にFPSを表示する。デモが始まると物語に沿ってウサギとカメが競争を始め、ウサギのジャンプとカメののんびりした動きがなめらかに描写される。場面が切り替わるごとに、厚紙でできた木や建物などの背景が上下から現れたり、ウサギとカメの会話がフキダシで表現されるなど、視覚的な演出も見ていて楽しい。

 なお、「D3DFableMark」はKYROを搭載したビデオカードに特化したベンチマークソフト。編集部にて解像度1,024×768ドット、32ビットカラーの環境でテストしたところ、“GeForce4 MX 420”使用時はFPSが7~10前後だったのに対し、KYRO II搭載のビデオカード“3D Prophet 4500”では、FPSが15~47前後まで大幅に上昇した。また描画も高速化したうえ、キャラクターがよりなめらかに表示されるようになった。現在KYRO搭載ビデオカードを使用している人にはぜひ試してみてほしいベンチマークソフトだ。

【著作権者】PowerVR Technologies and partners
【対応OS】(編集部にてWindows 2000で動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(02/06/06)

□The PowerVR SDK
http://www.pvrdev.com/

(上原 朋之)

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