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複数のテキストファイルを階層管理できるテキストエディター「メモ鉄」v1.0

シンプルな操作と軽快な動作で、ちょっとしたメモを管理するのに便利

（02/07/02）

「メモ鉄」v1.0

　複数のテキストファイルを階層管理できるテキストエディター「メモ鉄」v1.0が、1日に公開された。Windows 98/XPに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000でも動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「メモ鉄」は、複数のテキストファイルを階層管理できるテキストエディター。左側に階層表示部分、右側にエディター部分の2ペイン構成になっており、左側に表示される階層は「メモ鉄」がインストールされているフォルダ以下に作られたフォルダ階層とそのフォルダ内のテキストファイルが表示される。任意のテキストファイルをクリックすると、その内容が右側のエディター部分に表示され、テキストの編集ができる。また、左側の階層表示部分では新規フォルダ・ファイルの作成やドラッグ＆ドロップでのファイルの移動などの操作が可能。さらに、階層表示部分で任意のフォルダを選択後、[編集]-[貼り付け]メニューを選択するだけで、そのフォルダ内にクリップボードに保存されている文字列を含んだ新規ファイルを作成できる。

　右側のエディター部分は、コピー＆ペーストはもちろん、文字列の検索・置換や、大文字と小文字、全角と半角の相互変換などの機能がある。さらに、このソフトはファイルの保存を自動で行ってくれるので、ちょっとしたメモなどを記録しておきたいときにすぐに起動して書き留めておくといった使い方に適している。また、エクスプローラなどを使わなくても複数のファイルをフォルダ管理できるので、例えば、毎日の日記や備忘録などを日付ごとにフォルダ分けして保存するといった活用も可能だ。必要なときはテキスト文書に関連付けられている、使い慣れたテキストエディターを起動することも可能で、編集して保存した内容はすぐ「メモ鉄」にも反映される。

【著作権者】赤尾 鉄平　氏
【対応OS】Windows 98/XP （編集部にてWindows 2000で動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0（02/07/01）

□Studio鉄
http://www2.tky.3web.ne.jp/~tetupei/

（大場 亮）