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様々な機能を備えたクリップボード履歴活用ソフト「ToMoClip」v1.4がリリース

よく使う文字列にはショートカットを設定して、一発ペースト

(02/07/03)

「ToMoClip」v1.4
「ToMoClip」v1.4
 様々な機能を備えたクリップボード履歴活用ソフト「ToMoClip」v1.4が、6月22日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ToMoClip」は、様々な機能を備えたクリップボード履歴活用ソフト。クリップボードにコピーした文字列を次々と自動的に登録することができ、登録した文字列の見出しを小さなウィンドウ内に一覧表示する。任意の見出しをダブルクリックすると、直前にアクティブだったウィンドウのカーソル位置にペーストされる。このソフトの特長は、「ToMoClip」に登録した文字列1つ1つに対して[Ctrl]キーや[Windows]キーなどを組み合わせたショートカットキーを設定可能なところだ。頻繁に使用する文字列にショートカットキーを設定しておけば、キーボードから手を離すことなくスムーズにペーストができ便利だ。また、履歴が増え続け一定量を超えると古いものから順に削除されていくが、よく使われる文字列は削除しない設定をして常に登録されているようにすることができる。さらに、正規表現を使った検索機能も備えており、登録された膨大な量の文字列から素早く目的の文字列を探し出すのに役立つ。

 ウィンドウ下部のアイコンをクリックしてページを切り替えることによって、登録する文字列をページ別にグループ分けすることができる。例えば、メールを作成するときは、定型的な言い回しや顔文字などの文字列が多く使われ、HTMLファイルを作成するときはタグや属性などの文字列が多く使われるように、作業の種類によって、コピーされる文字列の種類も変化する。たとえば、メール用、HTML用とページを分けて使うと、その作業でよく使う文字列だけがどんどん履歴に追加され、文字を使い回したりしたりペーストする文字列を探したりするときにも効率がよい。個々のページに対してもショートカットキーの設定が可能だ。さらに、HTMLファイル作成時に便利な機能として、“aaa”という文字列を選択した状態でペーストすると“<h1>aaa</h1>”となるような、文字列を挟み込む設定が行える。このように、マウスでの操作はもちろんキーボードでも軽快に操作ができるほか、ユーザーそれぞれの好みに対応できるよう様々な設定項目が用意されている。

【著作権者】中村 公成 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.4(02/06/22)

□Tomoのソフト
http://hp.vector.co.jp/authors/VA022237/

(大場 亮)

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