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圧縮ファイル内のファイルをツリー表示できる圧縮・解凍ソフト「VECA」v2.01

自己解凍形式の実行ファイル内のファイルリストも表示可能

（02/07/11）

「VECA」v2.01

　圧縮ファイル内のファイルをツリー表示できる圧縮・解凍ソフト「VECA」v2.01が、11日に公開された。Windows 95/98/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「VECA」は、圧縮ファイル内のファイルとフォルダをツリー形式で一覧表示し、ファイルの追加や削除も自由にできる圧縮・解凍ソフト。LZH/ZIP/CABといった一般的な形式から、TGZ/TBZ/GZA/BZAなどさまざまな圧縮形式に対応し、動作にはそれぞれの圧縮・解凍用DLLファイルが必要となる。圧縮したいファイルを同ソフトのウィンドウにファイル単位やフォルダ単位でドラッグ＆ドロップで登録すると、ファイルとフォルダの一覧がツリー形式で表示される。新しいフォルダを作成したり、登録したファイルを別のフォルダに移動したり削除するなどの変更を加えた後、登録したファイルやフォルダ構造をあらかじめ指定しておいた圧縮形式で圧縮できる。

　また、何もファイルを登録していない状態で圧縮ファイルをドラッグ＆ドロップすれば、圧縮ファイルに含まれるファイルリストをフォルダの階層構造付きで表示することができ、任意のファイルやフォルダを指定したフォルダに解凍したり、エクスプローラへドラッグ＆ドロップして解凍することも可能。たとえば、複数のフォルダに分けて保存してあるデータを一括して圧縮しておけば、必要になった特定のデータだけをファイルやフォルダ単位で解凍して利用するといったことが簡単な操作で行えるので便利だ。さらに、自己解凍形式の実行ファイル内のファイルリストも表示できるので、オンラインソフトをインストールする前に構成ファイルを確認するといった用途にも利用できるだろう。

【著作権者】松山 俊之　氏
【対応OS】Windows 95/98/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.01（02/07/11）

□Nackle'sSoft
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011258/

（竹元 克己）