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インタープリター内蔵のJava製テキストエディター「フープ！FREE」v1.0 BETA

Java言語で記述したプログラムをコンパイルせずに実行できる

（02/07/16）

「フープ！FREE」v1.0 BETA

　Java言語で記述したプログラムを実行できるインタープリター内蔵のJava製テキストエディター「フープ！FREE」v1.0 BETAが、15日に公開された。「Java 2 Runtime Environment(JRE)」v1.4以降がインストールされたWindowsなどに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000/XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「フープ！FREE」は、Java言語で記述したプログラムをコンパイルせずに実行する、インタープリター内蔵のJava製テキストエディター。画面はプログラムをテキスト記述していくエディター部分と、プログラムの実行経過を表示する出力コンソール部分に分かれている。エディター部分では、文字列のコピー＆ペースト、アンドゥ＆リドゥといった基本的なテキスト編集機能から、自動インデント機能、正規表現に対応した検索・置換機能、英文ワードラップ機能、JavaやHTMLなどの予約語や特定の記号に囲まれたコメントなどを色分け表示する機能などを利用できる。エディター部分で任意のコードを選択後、メニューやツールバー上のボタンで[Javaインタープリターを実行]を選択すれば、範囲指定したエリアに含まれるコードのみが実行される仕組み。

　たとえば、全体を通して実行したいときはすべてのコードを範囲指定し、デバッグ等が目的で任意の行だけを試したいときはその部分だけを範囲選択し、Javaインタープリターを実行するという使い分けができるため、プログラム開発を効率よく進めることができるだろう。

【著作権者】Okuhata Hiroki　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0 BETA（02/07/15）

□概要 - フープ！FREE
http://www.hirokiok.com/ja/hooope/

（竹元 克己）