.
NEWS

数式を1行ごとに入力し履歴を残すテキストエディター風電卓ソフト「KCalcLt」

変数を定義して代数計算式の解答を求めることもできる

(02/07/30)

「KCalcLt」v1.4.0.0
「KCalcLt」v1.4.0.0
 数式を1行ごとに入力していくテキストエディター風電卓ソフト「KCalcLt」v1.4.0.0が、21日に公開された。Windows 95以降に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「KCalcLt」は、数式を1行ごとに入力していくテキストエディター風電卓ソフト。テキストエディターのような画面に1行単位で数式を入力して[Enter]キーを押すと、数式の行末に解答が自動入力される。数式は基本的に1行単位で完結するため次行には別の数式を入力することができるが、すでに解答が表示された数式も、前行に戻るなどして編集後にもう一度[Enter]キーを押せば、再計算することが可能。また、変数を定義することも可能で、任意の文字もしくは文字列に対してある値を定義し、その変数を使った代数計算式を作ることができる。例えば、“tax := 1.05”と入力し[Enter]キーを押すと、“tax := 1.05 ==> 1.05”と表示され、“tax”という文字列に“1.05”という値が定義される。この変数を使って“3600*tax ==> 3780”などといった計算が可能だ。

 さらに、解答だけをすべて削除して数式のみ表示したり、表示されているすべての数式を再計算することもできるほか、何の数式がわかるようにテキストでコメントを挿入したり、画面に表示されている内容をテキストファイルに保存することも可能。通常の電卓のように解答だけを表示するのではなく数式や計算履歴を残すことができるので、あとから数式の入力ミスを調べたり、ファイルに保存して何度も再利用するときなどに便利だ。

【著作権者】Kami 氏
【対応OS】Windows 95以降
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.4.0.0(02/07/21)

□Kamiの広場へようこそ
http://www2s.biglobe.ne.jp/~gkami/

(大場 亮)

|
トップページへ
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで