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生物のような形状のフラクタル画像を生成「バイオ・モルフ」v1.0

生成された画像の一部を次々に拡大することで生物のような形が現れる

(02/09/04)

「バイオ・モルフ」v1.0
「バイオ・モルフ」v1.0
 生物のような形状のフラクタル画像を生成する「バイオ・モルフ」v1.0が、8月28日に公開された。Windows 95/98/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「バイオ・モルフ」とは“生物の形態”という意味で、生物のような形状のフラクタル画像を生成するソフト。まず、“Mode”からフラクタル画像の生成に用いる数式と画像サイズを選択して[Enter]ボタンをクリックするとフラクタル画像が描画される。次に、画像上の任意の部分をマウスで範囲選択してから[Enter]ボタンをクリックすると、その範囲を拡大表示し、拡大した場所によってはアメーバやミジンコといった微生物のような形状の画像が現れるときもある。フラクタル画像なので、拡大を繰り返しても似たような形状が次々と現れ、その不思議な世界を楽しむことが可能だ。気に入った画像が表示されたらBMPファイルに保存できるが、数式から生成される画像のため、画像ファイルを直接読み込むことはできない。

 また、画像上で右クリックすると“Mode”で選択した数式に代入する値を入力できるので、生物のような画像が生成される数値の組み合わせを探して楽しめるだろう。そのほか、[Color]ボタンなどで画像の配色を変更したり、[文様]や[繊毛]のチェックボックスを有効にすることで、様々な画像を生成することも可能。パラメーターを自由に変更して、数式から導き出される不思議な生物の世界を体験してみよう。なお、[サンプル]メニューにあらかじめ6種類の独自サンプルが収録されているので、それをもとにパラメーターを変更するとよいだろう。

【著作権者】F.Onoue 氏
【対応OS】Windows 95/98/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(02/08/28)

□尾上文男のホームページ
http://members.jcom.home.ne.jp/onoue/

(齋藤 正穂)

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