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並べ替えや整形など様々なテキスト処理が可能「テキストファイルエンハンサ」

CSV形式にも対応し、いろいろな処理を組み合わせて作業時間を短縮

（02/09/18）

「テキストファイルエンハンサ」v1.12

　並べ替えや整形など様々なテキスト処理が可能なソフト「テキストファイルエンハンサ」v1.12が、14日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は1,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「テキストファイルエンハンサ」は、テキストファイルの文字列を行単位で並べ替えるほか、整形や変換など様々な処理が可能なソフト。起動した印象はシンプルなテキストエディターといったところだが、あくまで既存のファイルを開いて、行単位やすべての文字列に対して[ツール]メニューから各種処理を行うというもの。このソフトで可能な処理は50種類以上もあり、大きく4つの処理に分類することができる。五十音順や文字列の長さなどによる“並べ替え”、指定文字数での改行の挿入や重複行の削除などを行う“整頓・整形”、行中任意の位置に任意の文字列を挿入したり行頭に番号を付与する“文字列の追加と削除”、全角・半角、大文字・小文字などを相互に変換する“文字の種類を変換”といった処理が可能だ。また、CSV形式のテキストファイルにも対応しており、列を指定して並べ替えをしたり、行と列を入れ替えることもできる。さらに、“┏”や“┫”などの記号を使ってテキスト形式のままで表を整形することも可能。

　このほかにもユニークな機能として、ローマ字・カタカナを相互に変換したり、“あいうえお”を“おえういあ”のように文字列を逆にすることもできる。また、行った処理を記録して、これを複数のファイルに対して一度に実行する、といった連続処理も可能。今まで手作業で行っていたことも、このソフトを使うことによって作業時間がかなり短縮されることだろう。

【著作権者】Magictory　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,000 円
【バージョン】1.12（02/09/14）

□Magictory
http://www.magictory.net/

（大場 亮）