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本物そっくりな印影を手軽に作成して画像ファイルに保存できる「Stamp In」

クリップボードにコピーして「Word」や「Excel」の書類に貼り付けることも可能

（02/11/15）

「Stamp In」v2.7

　本物そっくりな印影を手軽に作成して画像ファイルに保存できるソフト「Stamp In」v2.7が、2日に公開された。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応するシェアウェアで、価格は1,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Stamp In」は、日付印やネーム印などの印影を手軽に作成して、画像ファイルに保存できるソフト。作成できる印影の種類は、正円を縦3段に区切って上から部署名、日付、名前が入った日付印と、一般的なネーム印、社印や“社外秘”といった汎用性の高い角型印の3種類。印影の種類ごとに設定内容を指定し、画面左側のプレビューでできあがりイメージを確認しながら作成できる。まずは名前などの必要な文字列を入力ボックスに入力する。フォントの種類や大きさ、色は個別に変更することが可能。日付印では、外枠の線を円ではなく角に丸みを帯びた正方形に変更することもでき、さらに、同じ名字の人と区別するために、名前を小さく表記することもできる。ネーム印では、縦書き・横書きを切り替えたり、外枠を楕円形にすることも可能。角型印は、文字列を最大20行まで入力でき、四角形だけでなく多角形の外枠にすることもできる。入力した文字列やフォント、色などの設定内容は、INI形式のファイルに個別に保存できるので、あとで設定ファイルを読み込んでさらに編集することも可能だ。作成した印影は、クリップボードにコピーするか、BMP/WMF形式の画像ファイルに保存できる。「Word」や「Excel」などで作った書類に貼り付けたりして活用できるだろう。

　共通の設定項目として、インクの赤色と黒色をボタン1つで切り替えることができる。赤と黒以外の色を指定することもでき、外枠だけ違う色に変えることも可能。また、本物の印鑑を押したときのように、わざと傾斜をつけた印影を作ることもできる。線の幅や文字間を微調整したり、背景に画像ファイルを指定することも可能。このようにきめ細かい設定が可能なので、アイデア次第では様々な用途に利用できそうだ。

【著作権者】TOMMY　氏
【対応OS】Windows 95/98/NT 4.0/2000
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】2.7（02/11/02）

□TOMMY's ROOT
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002875/

（大場 亮）