窓の杜Logo

.
NEWS

画面上端に表示されるメニューバー風のランチャーソフト「Menubar[Ninja]」

未使用時に隠すこともでき、マウスだけでなくキーボードでの操作も可能

(02/11/18)

「Menubar[Ninja]」v0.3.2
「Menubar[Ninja]」v0.3.2
 画面上端に表示されるメニューバー風のランチャーソフト「Menubar[Ninja]」v0.3.2が、15日に公開された。Windows 98/2000に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Menubar[Ninja]」は、デスクトップ上部に細長いバーの形で表示される常駐型のランチャーソフト。あらかじめスタートアップフォルダなどに入れて起動しておけば、マウスカーソルを画面上端に近づけるとバーが表示され、離すと自動的に隠れる仕組み。Windows標準のタスクバーやクィック起動に似た動作だが、クィック起動のようにバーの上に直接アプリケーションのショートカットが表示されるのではなく、アイテムを格納したグループがバー上に表示され、そのグループをクリックすると登録されたアイテムがプルダウンメニューで表示される。ちょうどアプリケーションのメニューバーが独立したような形だ。アイテムを登録するには、あらかじめグループを作成しておき、設定画面上でグループごとにアプリケーションの実行ファイルや起動オプションを指定する。アプリケーションのショートカットアイコンを指定することも可能で、設定画面上へのドラッグ&ドロップでも登録できる。アイテムには実行ファイルのほか、フォルダやURLを登録することも可能。また、メニューには区切り線をいれたり列を分けることもできるので、大量にアイテムを登録しても見やすく表示できる。普段は隠れていて場所を取らず、デスクトップに散乱しているショートカットアイコンを整理するのにも有効だろう。

 本ソフトはマウスでの操作だけでなく、キーボードでの操作もできるように設計されている。ショートカットキーを設定してバーを表示させることが可能で、さらにグループ名が英数字の場合はグループ名の頭文字のキーを押すことにより、そのグループのプルダウンメニューを開くことができる。プルダウンメニュー内も頭文字で選択が可能で、目的のアイテムを選択したら[Enter]キーを押せばよい。また、メニューやアイテムの名前を日本語にしたい場合は、名前を登録する際に“仕事(&w)”などと指定すると、実際には“仕事(w)”と表示され、[W]キーを押してそのグループやアイテムが選択できるようになる。メニュー内の移動はカーソルキーを使用することも可能だ。

【著作権者】kentaro nagai(nighthawk) 氏
【対応OS】Windows 98/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.3.2(02/11/15)

□tidbits
http://hp.vector.co.jp/authors/VA018664/

(大場 亮)


トップページへ
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで