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複数のキャラクターが同時に戦う対戦格闘ゲーム「RUNE WORLD フリー版」が公開

敵味方が入り乱れた激しいバトルを楽しもう

（02/11/20）

「RUNE WORLD フリー版」

　複数のキャラクターが同時に戦う対戦格闘ゲーム「RUNE WORLD フリー版」の第1話が、9日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 98/2000で動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

注意：2003年1月24日現在、ソフト名が「MAJEWELUNE WORLD」に変更されております。

　「RUNE WORLD フリー版」は、複数のキャラクターが入り乱れて同時に戦う対戦格闘ゲーム。魔法で統治された“マジェラーン”という王国内で増幅する“闇の力”の根源を探る“ブレイズ”“シンシア”の姉弟と、“シンシア”の師である“ガイウス”の冒険を描く。ゲームは、選択したキャラクターを中心に物語を描くストーリーモード、戦闘シーンのみを楽しむ対コンピューターモードと対人モードの3つに分かれている。ストーリーモードは、“マジェラーン”の様子を説明したり仲間と会話するアドベンチャーパートと、襲いかかる敵と戦う対戦パートに分かれており、選択した1人のキャラクターの視点で冒険の様子が描かれる。対戦パートは対戦格闘ゲームとほぼ同じシステムで、キャラクターを移動させるキーと弱・中・強の攻撃ボタンを組み合わせて技を出し、敵を攻撃する。対戦は2人対4人や3人対5人といった具合に仲間と敵の2つのチームに分かれて行われ、どちらかのチームが全滅するまで続く。また、自分が操作する1人のキャラクター以外は敵も味方もすべてコンピューターが操作しているので、自分だけ孤立しないように相手の動きに合わせて戦おう。なお、対戦パートで敵のチームを全滅させると、新しい仲間と出会ったり、新たな敵と遭遇するアドベンチャーパートに切り替わって物語が進行し、すべてのシナリオをクリアすると第1話が完結となる。一方、対戦モードでは、対人・対コンピューターともにストーリーモードで登場するすべてのキャラクターを使用可能。また、2プレイヤーのキャラクターを動かさないで必殺技の練習をする“プラクティスモード”も用意されている。

　「RUNE WORLD」は全6話で構成されており、今回公開された第1話の内容だけでは物語はあまり進行せずに終わってしまう。作者によると、「RUNE WORLD フリー版」の第2話以降は順次公開とのことなので、物語の結末が気になる人はチェックしておこう。また、第1話～6話までのシナリオが1つなったパッケージ版も、現在作者のページで予約受付中だという。ただし、パッケージ版は予約数が200枚に達しないと発売されないとのことなので、どうしても手に入れたい人は早めに注文しよう。

アドベンチャーパート	必殺技が炸裂

【著作権者】Retsuzan
【対応OS】（編集部にてWindows 98/2000で動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-（02/11/09）

□Retsuzanのホームページ
http://www.geocities.co.jp/Playtown/2813/

（小津 智幸）