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マウスカーソルが重なったウィンドウを隠せる「Neighbor Meddler」v0.98a

指定したウィンドウを常に手前に表示させ、マウスカーソルの移動だけで非表示に

（02/11/26）

「Neighbor Meddler」v0.98a

　登録したウィンドウを常に最前面に表示するが、そのウィンドウにマウスカーソルが重なった時のみ自動的に隠すソフト「Neighbor Meddler」v0.98aが、20日に公開された。Windows 98/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Neighbor Meddler」は、あらかじめ登録しておいたウィンドウを常に最前面に表示するが、そのウィンドウにマウスカーソルを重ねたときのみ自動的に隠すことができるタスクトレイ常駐型のソフト。隠れたウィンドウからマウスカーソルを遠ざけると、また元の最前面表示に戻る仕組み。[Shift]キーを押しながらマウスカーソルを重ねれば、ウィンドウを隠さず一時的に表示したままにもできる。ウィンドウを隠す方法は2種類あり、デスクトップ上に開かれたたくさんのウィンドウの最背面に移動する方法と、ウィンドウ自体を非表示にしてしまう方法のどちらかを選択できる。時計やカレンダーなどのデスクトップアクセサリーなどには最前面表示機能をもつソフトはあるが、背面のウィンドウが見えないといった面倒もある。このソフトを使えば、マウスカーソルを移動させるだけで目的のウィンドウを手軽に隠すことができる。また、マウスカーソルが重なってもウィンドウを隠さずに、常に最前面表示させる設定も可能だ。

　各ウィンドウでの動作を登録するには、まずタスクトレイアイコンのメニューからメイン画面を起動する。このメイン画面では登録済みのウィンドウを一覧で表示し、ウィンドウの動作を変更することが可能。新規登録時は、ツールバーのボタンから“インスペクトウィンドウ”を起動し、任意のウィンドウをクリックして“リストへ追加”ボタンを押すだけでよい。“インスペクトウィンドウ”はクリックされたウィンドウの情報を自動的に取得できるので、簡単に登録できる。なお、新規で登録された項目は、マウスカーソルが重なると最背面に移動する動作に設定されるので、非表示や常に最前面にしたい場合にはメイン画面から変更しておこう。

【著作権者】緑啓　氏
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.98a（02/11/20）

□教諭梅森
http://www.hi-ho.ne.jp/ryokkei/

（大場 亮）