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繁殖した生物を誘導してブロックを運ぶゲーム「Country Road」

“変な浮遊物”を操作して3種類の生物を繁殖させ、全ステージクリアを目指そう

(02/12/16)

まずはフィールドの地形やブロックの位置などを確認
まずはフィールドの地形やブロックの位置などを確認
 
“バリケード”などを設置したら[Enter]キーを押してゲームスタート
“バリケード”などを設置したら[Enter]キーを押してゲームスタート
 繁殖させた3種類の生物を誘導し、制限時間内に所定の位置にブロックを運ばせるシミュレーションゲーム「Country Road」が公開された。Windowsに対応するシェアェアで、価格は600円。編集部で試用したところWindows 2000/XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、シェアウェア登録をするまでは、各ステージに設定されている制限時間が4分の1に短縮される。

 「Country Road」は、3種類の生物をバランスよく繁殖させ、制限時間内にフィールド内のブロックを所定の位置まで運ぶように誘導するシミュレーションゲーム。木や野原が広がるフィールド内で“変な浮遊物”を操作して3種類の生物をコントロールし、制限時間内にフィールド内のブロックを所定の位置まで運ぶのが目的。メニュー画面でステージを選択すると、人間の姿をした“ソルジボン”、背びれのある生物“ホロイ”、丸い生物の“ファーマー”が静止した状態でフィールド内に配置されている。まずは、これらの生物を動かす前に“変な浮遊物”をカーソルキーで操作し、あらかじめフィールドの構造を確認したり、生物の動きを封じる“バリケード”や生物を誘導できる“寄せ玉”を設置しておこう。“バリケード”などの設置が完了した後に[Enter]キーを押すと、画面右のタイマーが動き出してそれぞれの生物が動き出してゲームスタートとなる。なお、制限時間内にフィールド内のすべてのブロックを所定の位置に置くことができないとゲームオーバー。プレイヤーが直接操作できるのは“変な浮遊物”のみだが、ゲーム中に[Enter]キーを押すと、生物やタイマーの動きを止めた状態で“変な浮遊物”だけを動かし、“バリケード”などを設置することも可能だ。タイマーのON/OFFは[Enter]キーを押すごとに切り替わるので、こまめにタイマーを止めながらプレイするとよいだろう。

 3種類の生物にはそれぞれ役割が決められており、“ファーマー”は土地を耕してエサを生産し、“ホロイ”はブロックを運び、“ソルジボン”は“ゴールデンニョロ虫”という敵を倒す。また、3種類の生物にはオスとメスが存在しており、オスとメスが接触すると一定の確率で子供が産まれるが、生物は全種類合わせて100匹までした繁殖できない。生物の数が増えると多くのエサが必要となり、生物の数だけのエサを供給できなくなると死滅してしまうので、まずは“ファーマー”の数を増やしてエサを確保し、必要に応じて“ホロイ”と“ソルジボン”の増やしていくとよいだろう。生物は1マスにつき1匹しか生存できないようになっているので、生物の数を調整したいときは“バリケード”で生物を囲み、たとえば5×5マスのスペースを作ると、生物の数を25匹に抑えることができる。ある程度エサを確保したら“バリケード”を利用して“ファーマー”の数を減らし、“ゴールデンニョロ虫”を退治したいときは“ソルジボン”、ブロックを大量に運びたいときは“ホロイ”を“バリケード”で囲んで接触させて繁殖するとよい。

 このゲームは、生物というユニットを生産して行動させるリアルタイムストラテジーの要素や、生物が動かない状態で“バリケード”を設置してユニットを導くというパズルゲームの要素を併せ持っている。最初は生物の特長や動きが分からないまま終わってしまうかもしれないが、シミュレーションゲームのように一手ずつ考えながら行動するとクリアしやすくなるだろう。なお、このゲームは全30ステージで構成されているので、バランスよく生物を繁殖させ全ステージクリアを目指そう。

【著作権者】まこと 氏
【対応OS】(Windows 2000/XPで動作確認)
【ソフト種別】シェアウェア 600円
【バージョン】-

□craftm
http://hp.vector.co.jp/authors/VA021277/

(小津 智幸)


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