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都道府県ごとの白地図を作成できる「白地図 KenMap」がv3.0にバージョンアップ

地図上の任意の位置に指定した文字列を表示できる“ラベル”機能が追加

（03/01/09）

「白地図 KenMap」v3.0

　都道府県ごとの白地図画像を作成できる「白地図 KenMap」が1日、v3.0にバージョンアップした。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「白地図 KenMap」は、市区町村の境界を表示した都道府県ごとの白地図画像を作成できるソフト。今回公開されたv3.0では、地図上の任意の位置に指定した文字列を表示できる“ラベル”機能が追加された。[ラベル編集]ボタンを押すと、表形式でラベルの位置や文字列を指定できる“ラベルテーブル”ウィンドウが起動する。ラベルを表示する位置の指定は、[位置指定]ボタンを押して地図上の任意の位置をクリックすると、その位置が経緯度の座標で記録される仕組み。また、直接経緯度を入力して指定したり編集することも可能。あとは“ラベル記入”と書かれた欄に文字列を直接入力し、[表示]ボタンを押すと、地図上にラベルが表示される。表示される文字のサイズや色を変更することも可能。さらに、指定したラベルは、ファイルとして保存しておけるので、必要時にファイルを読み込んで表示させることができるうえ、複数のラベルファイルを読み込んで同時に表示させることもできる。作成する資料の用途によって複数のラベルを組み合わせて使うといいだろう。

　また、合併や名称変更などが行われた市町村は、合併前の境界線や旧市町村名を表示できる機能も追加された。最近は市町村の再編がよく行われるので、この機能はなかなか便利だ。ほかにも、市町村を任意の色で塗りつぶす“ペイント”機能も強化され、ラベル機能と同様、塗りつぶすパターンをファイルで保存できるようになった。

【著作権者】鎌田 輝男　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.0（03/01/01）

□ちらし寿司
http://www5b.biglobe.ne.jp/~t-kamada/

（大場 亮）