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Webサイトを巡回して更新されたページをまるごとメールで送信する「Web2Mail」

メールはテキストとHTMLのどちらも選択できるほかスケジュールなど細かい設定が可能

(03/02/05)

「Web2Mail」v1.1.10
「Web2Mail」v1.1.10
 Webサイトを巡回して更新されたページの内容をメールで送信するソフト「Web2Mail」v1.1.10が、4日に公開された。Windows 2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は500円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Web2Mail」は、指定したWebページの更新状況を巡回してチェックし、更新されていたページの内容をメールで送信できるソフト。まずは、更新チェックを行うWebページの登録が必要だが、IEのお気に入りから必要なものを指定してインポートしたり、ドラッグ&ドロップで登録することもできるので、それほど手間はかからないだろう。あとはタスクトレイに常駐させておけば、指定した間隔ごとに更新チェックを行い、メールの送信まで自動で行うことが可能となる。送信されるメールの形式は大別するとテキストとHTMLの2種類があり、テキストの場合はWebページを読みやすい形式に変換し、ページ全体を送るタイプと差分だけを送るタイプから選択できる。HTMLの場合は基本的にWebブラウザーで表示するのと同じイメージのものを送ることができ、その際、ページ内に埋め込まれた相対リンクを絶対リンクに変更するほか、画像などを表示しないタイプや、逆にインターネットに接続していない状況でも参照できるように画像ファイルも全て送るタイプ、HTMLとテキストの両方を送信する“Multipart/Alternative”形式などから選択できる。DynamicHTMLやスクリプトといったプログラムを勝手に実行してしまうような記述や指定したタグを削除して送ることも可能だ。

 更新対象となるWebページごとにも細かい設定ができる。例えば、アクセスカウンターの更新程度の変化は無視できるように“更新検出の感度”を設定することも可能。さらに、ユーザーIDやパスワードなどを要求するアクセス制御されたページにも対応し、「WWWC」用に埋め込まれたMETAタグを検出することもできる。登録したWebページごとにメールの送信先を指定することも可能。また、深夜など更新がほとんどないような時間帯は更新チェックを行わないといったような、曜日や時刻で更新チェックのスケジュールを設定することも可能だ。

【著作権者】次世代メーラー研究会
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 500円
【バージョン】1.1.10(03/02/04)

□次世代メーラー研究会
http://www.email-lab.com/

(大場 亮)


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