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Review NEWS

複数人同士のチーム戦が可能なオンライン9路囲碁「e5City(囲碁師弟)」

味方のチームと協力して相手チームを打ち負かそう

(03/02/14)

“大マップ”で対局
“大マップ”で対局
 
“小マップ”で対局
“小マップ”で対局
 入門用の9路盤を使って複数人同士のチーム戦が可能なオンライン対戦囲碁ソフト「e5City(囲碁師弟)」v0.63が、1日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するβ版フリーソフトで、現在、(株)リアルアンリアルが運営する「e5City(囲碁師弟)」の公式サイトからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 8.1が必要。

 「e5City(囲碁師弟)」は、入門用の9路盤を使って最大11人対11人のチーム戦が行えるオンライン対戦囲碁ソフト。同ソフトのWebサイトで取得できるIDとパスワードを入力してログインすると、画面上に18個の対局部屋、画面下にチャットエリアが表示される。同じ部屋に集まったプレイヤー同士が敵・味方に分かれて対局するのだが、対局は1対1ではなくチーム戦のみが可能となっており、1チームに最低でも2人以上集まらないと対局できない仕組みとなっている。各チーム内のメンバーには“師匠”と“弟子”の役割が割り当てられ、師匠は“大マップ”の9路盤で相手の師匠と、弟子は“小マップ”の9路盤で相手の弟子と対局を行う。ゲームは、まず師匠が“大マップ”の9路盤に石を置くと“小マップ”内で弟子の対局が始まり、“小マップ”での対局に勝ったチームの色の石が“大マップ”に表示されるようになる。あとは、各チームの師匠が石を置くたびに弟子同士の対局が一局ずつ行われ、最終的に“大マップ”で相手チームの置いた石よりも10個以上多くの石を置いたチームの勝ちとなる。ただし、“大マップ”内でも囲碁のルールが成立しており、自分の石が囲まれると盤上から取り除かれて不利になってしまう。

 また、“小マップ”の盤ではチーム内で石を置く位置などをチャットで相談しながら対局することも可能。だが、弟子の対局には一手につき一分の制限時間が設けられているため、時間切れになると自動的にパスとなって石を置くことができなくなり、相手の手番に移ってしまう。同じ対局で2回パスしたり、得点の差が10目以上開いたり、10分の持ち時間を使い果たしてしまうと、その対局は無条件で負けとなってしまうので注意。師匠のアドバイスを参考にし、慎重に判断しながらも弟子は一手一手を迅速に指すようにしよう。なお「e5City(囲碁師弟)」は、現在ベータテスト版として公開されているが、正式サービスに移行する時期や利用料金などの詳細は未定となっている。

【著作権者】(株)リアルアンリアル
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】β版フリーソフト
【バージョン】0.63(03/02/01)

□e5city ~囲碁師弟~ 公式webサイト
http://www.real-unreal.com/

(小津 智幸)


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