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コンピューターと1対1で対戦できるJava製花札ソフト「花鳥風月」v1.01が公開

出来役を無効にする特別ルールが対戦を盛り上げてくれる

（03/03/10）

「花鳥風月」v1.01

　コンピューターと1対1で対戦できるJava製花札ゲームソフト「花鳥風月」v1.01が公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows2000/XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「Java 2 Runtime Environment(JRE)」が必要。

　「花鳥風月」は、さまざな出来役を作る“花合わせ”を楽しむことができるJava製の花札ゲームソフト。対戦はコンピューターと1対1で手札がなくなるまで進められ、手札がなくなった時点での点数が集計されて1回戦終了となり、12回戦の合計点数が多い方が勝ちとなる。点数の集計方法は、獲得した札の点数を合計した“取り札”と、“猪鹿蝶”などの出来役に与えられた点数を合計して行う。たとえば、“猪鹿蝶”を揃えた場合は“取り札”で30点を獲得できるほかに、出来役のボーナスでさらに60点を獲得することが可能だ。なお、出来役は“五光”の300点、“赤短”“青短”の60点など13種類用意されている。そのほか、一方で雨札が4枚揃うとすべての出来役が無効になる“雨流れ”や、“小野道風にカエル柳にツバメ”の札を取得していると“花見酒”“月見酒”の出来役が無効になるなどの特別ルールも用意されている。ルールが少し特殊なので、たとえコンピューターが相手でも白熱した戦いを繰り広げることができるはずだ。

【著作権者】岸尾 康宏　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.01

□yasukishioHP
http://yasukishio.hp.infoseek.co.jp/

（小津 智幸）