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Release NEWS

ASIO/VST対応のDTMソフト「Music Studio Independence」v1.00の正式版が公開

高品質の音楽データを低予算で制作できるようになった

(03/03/12)

「Music Studio Independence」v1.00
「Music Studio Independence」v1.00
 ASIOドライバーやVST形式プラグインなどに対応した音楽制作ソフト「Music Studio Independence」v1.00の正式版が、11日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応する3,500円のシェアウェアだが、同ソフトの下位版である「Music Studio Standard」の登録ユーザーは1,500円のアップグレード料金で購入可能。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Music Studio Independence」は、同作者製で定番の音楽制作ソフト「Music Studio Standard」の上位版にあたり、従来のすべての機能を引き継いだうえで、ASIOドライバーやVST形式プラグインにも新たに対応したソフト。また、“Music Studio”シリーズ独自のAEP形式プラグインに、ソフトウェアシンセサイザーが2種類、エフェクト処理を行うフィルターが6種類追加された。そのほか、5.1/6.1chのサラウンド音楽制作に関する機能が強化された。これらの変更により、制作できる音楽の幅が大きく広がったほか、高品質の音楽データを低予算で制作できるようになったと言えよう。

 なお、ASIOは“Audio Stream In/Out”の略で、ASIOドライバーに対応したサウンドデバイスがパソコンに接続されている場合に、パソコンが音を鳴らそうとしてから実際に発音するまでの遅延を小さくすることができる。VSTは“Virtual Studio Technology”の略で、VST形式プラグインはエフェクト処理を行うフィルターやソフトウェアシンセサイザーとして機能する。ASIOドライバーとVST形式プラグインは、現在ではさまざまな他社製品に採用され、事実上の業界標準となっている。

【著作権者】Frieve 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 3,500円
【バージョン】1.00(03/03/11)

□Frieve
http://www.frieve.com/

(竹元 克己)


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