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Review NEWS

1ボタンで画面をスクロールできるPocket PC用ソフト「SoftwareActionControl」

ハードウェアボタンを1回押す操作と長押しする操作に方向キーなどを割り当て可能

(03/05/29)

「SoftwareActionControl」v1.1
「SoftwareActionControl」v1.1
 ハードウェアボタン1つのみの操作で画面をスクロールできるPocket PC用ソフト「SoftwareActionControl」v1.1が、19日に公開された。StrongARM、MIPS、SH3系CPUのPocket PCまたはStrongARM系CPUのPocket PC 2002に対応するシェアウェアで、価格は3.99ドル。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「SoftwareActionControl」は、ハードウェアボタンを1回押す操作と長押しする操作の2種類に対して方向キーなどを割り当て、画面スクロールといった操作を可能にする常駐型ソフト。iPAQなどの本体側面に1つのボタンしか備えていない機種でも、ボタンを1回押す操作に[↓]キーを、ボタンを長押しする操作に[↑]キーを割り当てれば、片手のみで「Pocket IE」や「Pocket WORD」などの表示画面を上下にスクロールすることができて便利。設定方法は、まずスタートメニューから[設定]-[ボタン]とタップし、割り当てたいハードウェアボタンを選んだ後に、プルダウンメニューから“SoftwareActionControl”を選択する。次に、本ソフトを起動後、Today画面右下のアイコンから設定画面を開き、ボタンを押す操作と長押しする操作の2種類に対して、上下左右の方向キーや[PageDown]・[PageUp]キーなど10種類から選択すれば、キーの割り当てが完了する。長押しと認識するのに要する時間は、ミリ秒単位で指定可能。自分の使いやすい値に調節するとよい。なお、ボタンを短く2回押したり、2回目を長押しする操作に対してキーを割り当てる機能も、今後追加される予定とのこと。たとえば、通勤途中の満員電車の中でもPocket PCをテキストビューワーとして活用したい人に重宝するだろう。

【著作権者】今井 透(Tillanosoft) 氏
【対応OS】Pocket PC(StrongARM、MIPS、SH3)、Pocket PC 2002(StrongARM)
【ソフト種別】シェアウェア 3.99ドル
【バージョン】1.1(03/05/19)

□Tillanosoft
http://tillanosoft.com/

(石川 敬峰)


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