.

Release NEWS

ニュース見出しを表示する「イーヘッドライン　powered by DION」がリリース

ポータルサイト“DION”との連係機能を備える

（03/07/07）

「イーヘッドライン　powered by DION」v1.0

　（有）イーヘッドラインは7日、ニュース見出しのテキストを独自の横長バー上にスクロール表示するソフト「イーヘッドライン　powered by DION」v1.0を公開した。ソフトの基本となるニュース見出し表示機能は同社製の「イーヘッドライン」と同じだが、本ソフトではKDDI（株）の運営するポータルサイト“DION”との連係機能が備わっているのが特長。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在“イーヘッドライン”のWebサイトから無償でダウンロードできる。なお、動作には「.NET Framework」が必要。ただし、本ソフトはDIONとの連携機能に関するサービス実証実験のために公開されたソフトであり、同実験が終了する9月末以降についての予定は未定とのこと。

　「イーヘッドライン　powered by DION」は、デスクトップの下側に独自の横長バーを表示し、テキストのニュース見出しを横長バー上で電光掲示板風にスクロール表示するソフト。タスクトレイアイコンの右クリックメニューから[チャンネル設定]メニューを実行し、購読したい任意の新聞社サイトや情報サイトを選択することで、それらのサイトで配信されているニュースの見出しを横長バー上に次々と表示することができる。気になるニュースの見出しをクリックすれば、その記事の書かれたWebページが普段使用しているWebブラウザーで開かれる。ただし、横長バー上に一度流れたニュース見出しをドラッグ操作などで逆スクロールして再表示させたり、ニュース見出しのフォントを大きくするといったことは残念ながらできない。なお、本ソフトで表示されるニュース見出しは、コンテンツプロバイダー各社に対して（有）イーヘッドラインが許諾を得た上で配信しているため、昨今問題になっているニュース見出しの無断使用の是非をユーザーが懸念しなくても済むだろう。

　ここまでの機能は同社製の「イーヘッドライン」とほぼ同じだが、今回公開された「イーヘッドライン　powered by DION」では、「イーヘッドライン」が従来備える機能に加えて、KDDI（株）の運営するポータルサイト“DION”との連係機能を利用できる。たとえば、横長バーの右側にあるDIONの検索欄に任意のキーワードを入力して[Web検索]ボタンを押すことで、検索結果をWebブラウザーで表示可能。また、上向き矢印のボタンを押すことで、DIONやその他の購読中のニュース見出しをサイトごとにページ分けしたタブ切り替え型のウィンドウを検索欄の上側に表示することができる。タブの上側には天気予報ページや占いページへのリンクも表示される。さらに、[カテゴリ]ボタンを押せば、ショッピング、コミュニケーション、旅行、スポーツなどといったDION内の各種ページへのリンクを表示することも可能。ちなみにこれらのページの大半は、DION会員以外でも利用可能なようだ。

【著作権者】（有）イーヘッドライン
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0（03/07/07）

□イーヘッドライン
http://www.eheadline.info/
□窓の杜 - 【今日のお気に入り】ニュースティッカー「イーヘッドライン日本語版」v1.2.1
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/06/20/okiniiri.html

（竹元 克己）