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格子やレンガの模様などを重ね合わせてテクスチャーを作成「TEXTURE EDITOR」

完成したテクスチャーをBMP/RAW形式の画像に出力可能

(03/08/04)

「TEXTURE EDITOR」v0.9
「TEXTURE EDITOR」v0.9
 レンガや格子、赤血球風の模様などを簡単に生成できる機能を備えたレイヤー対応のテクスチャー画像作成ソフト「TEXTURE EDITOR」v0.9が、7月21日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「TEXTURE EDITOR」は、レイヤー対応のテクスチャー画像作成ソフト。ウィンドウの左側には9つのレイヤーが並び、右側にはレイヤーの全ての画像を重ね合わせた結果がテクスチャー候補として表示される。レイヤーやテクスチャー候補の表示はMDI型のため、表示位置をドラッグ&ドロップで好きなように変更することができる。表現方法や変化度合いを設定するだけで様々な模様を作成できる“Generator”機能を使ってレイヤーに画像を配置していき、1階層下にあるレイヤーとの合成方法をレイヤーごとに乗算・オーバーレイなどの中から選択するだけで、つなぎ目の目立たないテクスチャー画像が作成される。模様の表現方法は7種類あり、たとえば砂嵐のようなランダムドット模様は“Perlin Noise”、細菌風や赤血球風の模様は“Cellular”の表現方法を用いることで簡単に作成できる。また、色やランダム度合いといった模様に関する項目をスライドバーなどを使って変更したり、レイヤーごとにフィルターのON/OFFを変更すれば、印象が全く異なる模様を作成することも可能。さらに、複数のレイヤーから成り立つテクスチャーを1つのレイヤーに取り込むこともできるので、レイヤーの数が足らなくなるという事態には陥らないだろう。なお、完成したテクスチャーはBMP/RAW形式の画像に出力可能。

【著作権者】Aick in der Au
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9(03/07/21)

□Untitled Document
http://www.stud.tu-ilmenau.de/~aiin-in/

(竹元 克己)


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