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任意画像で表面を覆った球体や三角柱などの回転する動画を作成「回転くん」

表層の各面に任意のBMP画像を1枚ずつ貼り付けることが可能

（03/09/18）

「回転くん」v5.2

　任意のBMP画像で表面を覆った3D図形の回転する様子をAVI動画に出力できるソフト「回転くん」v5.2が、9日に公開された。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、すべての機能を利用するためには無料のユーザー登録が必要。

　「回転くん」は、球体や三角柱などといった3D図形の回転する様子をAVI動画に出力できるソフト。まず、真球、楕円球、円筒、円錐、直方体、三角柱などの中から好きな3D図形を選択し、表面に貼り付けるBMP画像を立体の各面ごとに1枚ずつ読み込む。円錐の上に真球を積んだものや、真球を雪だるまのように2つ連ねた3D図形も選択可能。次に、XYZ軸ごとに回転させる速度や方向、回転しながら水平または垂直に移動するか否か、1回転するのに使われるフレーム数などをダイアログから指定すれば、3D図形の回転する様子がAVI形式の動画に出力される。3D図形の表面には、6面体サイコロの各面に描かれる柄や世界地図などの画像を標準で選択できる、さらに他の画像を利用したいときには、本ソフトがインストールされたフォルダ内にある“IMG”フォルダに、あらかじめ任意のBMP画像をコピーしておけばよい。また、フォントの種類や色、文字列、画像サイズなどを指定するだけで、任意の文字列が3D化した画像を回転させ、その様子をAVI形式の動画に出力することもできる。3D図形や文字列の回転するAVIファイルに、WAVファイルで音声を付加することも可能。

　そのほか、本ソフトの動画編集機能を用いれば、AVI形式などの動画の全フレームをサムネイル表示したうえで、任意フレームの画像を「ペイント」で編集したり、BMP/PNG/JPEG/TIFF/PPM形式の連番画像に出力といったことなどもできる。多機能な画像ビューワー「IrfanView32」を本ソフトと同じフォルダにインストールしておけば、GIF形式に変換することも可能となる。そのほか、AVI形式をMPEG形式に変換するなど様々な機能が用意されているので、すべての機能を利用したい人はメールによるユーザー登録を行おう。

【著作権者】神山 利文　氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト（全機能の利用には無料の要メール登録）
【バージョン】5.2（03/09/09）

□グラフィック　ソフト
http://shibuya.cool.ne.jp/tokami/
□窓の杜 - IrfanView32
http://www.forest.impress.co.jp/library/irfanview.html

（竹元 克己）