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アイデアプロセッサー「IdeaFragment」の機能拡張版「IdeaFragment2」が公開

付箋の縦書き表示や関係線に名前がつけられるようになった

（03/10/28）

「IdeaFragment2」v1.02

　複数の付箋を自由に並び替えたり、線や矢印で相関関係を結ぶことでアイデアを整理できる「IdeaFragment」の機能拡張版「IdeaFragment2」v1.02が、28日に公開された。拡張された主な機能は、付箋が縦書き表示に対応したり、関係線に名前をつけられるようになったこと。Windows 98/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、「IdeaFragment」のデータを「IdeaFragment2」へ移行する場合は、同作者ページで公開されている「データ移行ツール」v1.00が必要。

　「IdeaFragment2」は、アイデアの断片を書いた付箋を自由に並び替えたり、複数の付箋を組み合わせてグループを作成し、付箋やグループを線や矢印で結ぶことでアイデアを整理できるソフト。「IdeaFragment」からの主な変更点は、縦書き用のフォントを指定することで、付箋の縦書き表示に対応したこと。また、グループ同士でしか結べなかった関係線が、付箋同士や付箋とグループ間でも引けるようになり、各関係線に任意の名前をつけられるようになった。さらに、全付箋を一覧表示する“断片リスト”機能が追加され、付箋の作成日時や所属するグループ名などを確認できるうえ、一覧上で付箋に書いたアイデアを編集したり、グループを変更することが可能。そのほか、メニューの［拡張検索］から任意のフォルダ以下にある本ソフトのデータファイル内に含まれる付箋上の文字列をキーワード検索し、該当する付箋のグループ名やアイデアといった情報を一覧表示することができる。このとき、一覧の付箋をダブルクリックすることで、その付箋にフォーカスを当てた状態でデータファイルを開くことが可能だ。また、これまではグループ名を表示する付箋“表札”が、グループの枠内にしか表示できなかったが、枠上に配置できるようになったため、グループ名と付箋が区別しやすくなっている。

【著作権者】ねこみみ（須藤 幸一）　氏
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.02（03/10/28）

□ねこみみの世を忍ぶ仮のホームページ
http://member.nifty.ne.jp/nekomimi/
□窓の杜 - IdeaFragment
http://www.forest.impress.co.jp/library/ideafragment.html

（中井 浩晶）