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レイヤー対応のドローソフト「ディスカス」v2.02が公開

線や図形をグループ化して同じ比率で拡大・縮小することが可能

(03/11/11)

「ディスカス」v2.02
「ディスカス」v2.02
「ディスカス」v2.02
 レイヤーに対応したドローソフト「ディスカス」v2.02が、10月28日に公開された。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は1,980円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ディスカス」は、レイヤー対応のドローソフト。直線、曲線、円弧、四角形、円・楕円などの描画ツールを用いて自由に絵を描くことができる。いずれのツールも基本は同じで、グリッド線が描かれたキャンバス上の好きな座標に点を2つ以上配置し、2点間を結ぶ線や3点以上で成り立つ図形を形成していく。線上で[Ctrl]+クリックすれば新たな点を追加できるので、たとえば四角形を五角形に変形させるといったことが容易に行える。線の太さや線種、先端や末端の形状をプルダウンメニューで選択できる別のものに変更したり、線や図形を任意の色で塗りつぶすこともできる。

 また、線や図形には“graphic.1”といった連番名が自動的につけられ、キャンバスの右側ペインにツリー表示されるので、線や図形を組み合わせて複雑な絵を描いてるときでも、任意の線や図形をすばやく選択できるだろう。さらに、複数の線や図形を選択して[グループ化]ボタンを押すと“graphicSet.3”などの連番フォルダに格納され、同じグループに属するものを同時に移動したり、同じ比率で拡大・縮小できるようになる。グループはいつでも解除できるので、たとえば目、口、鼻といったパーツを組み合わせて顔を描くときには、それらのパーツをグループ化しておくとよい。

 そのほか、曲線、円弧、円・楕円の描画ツールで配置した点を[Shift]+クリックで選択すると、線に加えられる力の向きを示す交差線“ハンドル”が出現し、ハンドルの両端にある点をドラッグして線の曲がり具合を微調整することが可能。なお、鉛筆ツールを用いてキャンバス上に一筆書きで描いた線は、軌跡が自動的にトレースされ、線の開始位置や終了位置、線を曲げる基準となる位置などに点が配置される。そのため、点を配置しながら図形を描くのが苦手な人でも鉛筆ツールならば大丈夫だろう。

【著作権者】Akira kawahara 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,980円
【バージョン】2.02(03/10/28)

□http--www.ican.zaq.ne.jp-rex-
http://www.ican.zaq.ne.jp/rex/

(竹元 克己)


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