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メモとファイルを付箋紙上で管理できるソフト「デスクトップキャビネット」
デスクトップ上に散乱しているファイルをメモと共に管理できる
(03/12/12)
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「デスクトップキャビネット」v1.0 |
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“キャビネット”を最小化 |
ファイルを付箋紙上へ保存して管理できる付箋紙ソフト「デスクトップキャビネット」v1.0が公開された。Windows 2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は800円。現在(株)東北システムズ・サポートのホームページからダウンロードできる。なお、試用期間は30日間となっており、試用期間終了後はライセンスキーを入力するまでソフトを起動できなくなる。
「デスクトップキャビネット」は、付箋紙上にメモを書き込んだりファイルを保存して管理できる付箋紙ソフト。メモを書き込む領域と、ファイルやフォルダを置くことができる領域が用意された“キャビネット”という付箋紙をデスクトップに貼り付けて、デスクトップ上に散乱しているファイルや現在作業中のファイルを、メモと共に管理することができる。“キャビネット”に置かれたファイルは、コピー元のファイルへリンクされた状態ではなく、本ソフトをインストールしているフォルダ内にコピーされる仕組みのため、本ソフトで管理しているファイル内容を変更しても、コピー元に変更が反映されるわけではない。逆に、新しく作成した作業用のフォルダを扱う感覚で、“キャビネット”内のファイルを操作できる。起動するとタスクトレイに常駐し、タスクトレイアイコン上の右クリックメニューで[新規キャビネット作成]を指定して、“キャビネット”のタイトルなどを入力すると、デスクトップ上に新しい“キャビネット”を作成できる。“キャビネット”は上下2ペインで構成されており、上側にはメモを書き込み、下側にはファイルをドラッグ&ドロップして置くことが可能だ。
また、デスクトップ上の“キャビネット”をダブルクリックしたり、タスクトレイアイコンから[全て最小化]を選択すると、細長い付箋紙のように最小化して“キャビネット”作成時に入力したタイトルのみをデスクトップ上に表示させることも可能。そのほか、“キャビネット”の背景色を変更したり、背景に画像を指定することやメモのフォントサイズや色、ファイル名の色を変更することもできる。さらに、“キャビネット”にパスワードを設定して保護することや、フォルダを登録した場合のみフォルダのショートカットを作成することも可能。メモだけではなく、作業中のファイルもデスクトップ上で管理したいときなどは、本ソフトを利用してみてはどうだろうか。
【著作権者】(株)東北システムズ・サポート
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 800円
【バージョン】1.0
□機能概要|デスクトップキャビネット
http://www.tss21.co.jp/deskcab/
□株式会社 東北システムズ・サポート|トップページ
http://www.tss21.co.jp/
(小津 智幸)