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Review NEWS

ステージを傾けて球状の主人公を転がす3Dアクションゲーム「ころころトニー」

“トニー”をステージから落とさないように転がしてリンゴをゲットしよう

（04/03/18）

「ころころトニー」v1.2

　ステージを傾けて球状の主人公を転がす3Dアクションゲーム「ころころトニー」v1.2が公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 9.0b以降が必要。

　「ころころトニー」は、ステージを傾けて球状の主人公を転がす3Dアクションゲーム。目玉が描かれた真っ赤なボール“ボール・マッカー・トニー”をステージから落とさないように注意しながら動かし、ステージ上に配置されたすべてのリンゴをできるだけ素早くゲットしよう。画面は、斜め上から主人公を見下ろした視点で描かれ、主人公の移動にあわせてスクロールする。操作方法は、左クリック＋ドラッグでステージを傾け、右クリックで主人公がジャンプし、マウスホイールのクリックでステージの傾きが水平に戻る。主人公がブロックの陰に入って見えなくなったときは、［Space］キーを押して視点を180度回転させよう。またマウスホイールの回転で、ズームイン・ズームアウトも可能。ステージから落ちるか、機雷のような形の“トゲ”に触れるとミスとなって残数が1つ減り、残数がゼロのときにミスをするとゲームオーバー。残数は、ステージ内に置かれた黄色いスターをゲットすることで追加可能。すべてのリンゴを取るとステージクリアとなり、クリアタイムが記録される。全24ステージをクリアすればゲームクリアだ。

　ステージ1では周囲にブロックがあり、ジャンプしない限り主人公はステージから落ちないようになっているが、ステージが進むとそのブロックもなくなり、ステージの道幅も細くなる。さらに、ステージ内を往復する“移動トゲ”や、上に乗ると滑って動きを止めにくい“氷ブロック”、上に乗ると特定の方向へ吹っ飛ばされる“ダッシュ床”などの仕掛けも登場し、難度が増す。なお本ソフトは、ジョイスティックによる操作にも対応している。スティックを離せば自動でステージの傾きが水平に戻るため、マウスよりも遊びやすくおススメだ。マウスでプレイするときは、コントロールパネルの“マウスのプロパティ”でポインターの移動速度を遅めにしておくと、細かな操作ができてよい。そのほか、ステージエディターも同梱されているので、全ステージをクリアした人は工夫を凝らした新ステージをぜひ創作してみよう。

【著作権者】アグリオ　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.2

□作者のホームページ
http://agrio-.hp.infoseek.co.jp/

（石川 敬峰）