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変数の値や微積分などによる関数の変化をグラフ描画で学習できる「GRAPES」

グラフ上の点をマウスドラッグで移動してグラフを変化させることも可能

（04/03/24）

「GRAPES」v6.32

　変数の値や微積分などによる関数の変化をグラフ描画で学習できる「GRAPES」v6.32が、10日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「GRAPES」は、変数の値や微積分などによる関数の変化をグラフ描画で学習できるソフト。右側のウィンドウで陽関数や陰関数などの数式を関数電卓風の画面から入力すると、左側のウィンドウに関数グラフが表示される。複数の関数グラフを同時に描画することができ、線の色・太さ・種類を個別に指定可能。また関数内に変数を使用すれば、マウスクリックで変数の値を一定量ずつ増減させて、変数の値によるグラフ全体の変化をアニメーション風に表示することができる。さらに“f(x)”などに関数を定義することで、その関数を微積分した関数を簡単にグラフ表示可能。そのほか、複数の定点を通る関数を表示することができ、例えば任意の3点を通る3次関数や、指定した極大・極小値をもつ3次関数などを描ける。このとき、定点はマウスドラッグでグラフ上を自由に移動することができ、それに合わせてグラフも自動で変化する仕組みだ。2次・3次関数、三角関数、テイラー展開といったさまざまな関数をグラフで確認しながら学習できるサンプルファイルがあらかじめ同梱されているので、数学の学習に役立ててみてはどうだろうか。

【著作権者】友田 勝久　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】6.32（04/03/10）

□WelCome to GRAPES
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~tomodak/grapes/

（中井 浩晶）